このサービスのお勧めポイント

  • マンションの口コミを100万件以上掲載
  • 口コミは良い点と悪い点の両方を掲載
  • 完全無料で利用できる

マンションノートとは?

マンションノートは、日本全国の口コミを掲載したマンション口コミサイト。
マンションの基本情報と一部の口コミは最初から公開されているが、口コミを投稿すると、より詳しい非公開情報を見ることができる。

ターゲット層

マンションを購入・賃貸したい人

所感・感想

2013年3月に開始したサービス

マンションの一部の口コミは見れる状態だが、全ての口コミを見るには、自分の知っているマンションの口コミを書く必要がある。

口コミの投稿は以下のように、「良い点」と「悪い点」の両方を最低50文字以上で入力する必要があり、投稿すると1文字1ポイントで換算され最低100ポイントが貰える。

mansyonnote-kutikomi

100ポイント毎に1つのマンションの全ての口コミが見れる仕組み。

このような形で口コミを増やしているが、この仕組みは「転職会議」の転職先の会社の口コミを見たければ今の会社の口コミを書かせるのと同じで、そこまで目新しいモノではないが、注目したいのが「良い点と悪い点」を両方記載してもうらことだ。

情報の非対称性が蔓延する不動産業界では、売り手の言いなりで契約してしまうリスクがあるが、実際に住んでいる人の口コミが見れるので中立的に探すことができる。また「悪い点」を書かせることによって、業者の口コミ(ステマ)をある程度防ぐことができる。

マンションノート側からしても、マネタイズが掲載課金型ではないため、悪い評価が増えようが(そこまで)問題はない。

また、各マンションには口コミに基づいた点数と運営側の評価によるスコアが設定されており、下記の通り情報はかなり豊富。

マンションノート詳細ページ

運営側の評価が加算されているのは、投資用不動産を保有するユーザーが売却で有利になるように口コミを投稿している可能性があるためらしい。

ユーザーからの評価だけだとなぜ問題になるかといえば、不動産の評価は資産価値に影響するためだ。値段を上げたい人(資産価値の向上)もいれば、逆に値段を下げたい人もいるため、評価をつけるユーザーの思惑が重くなってしまう。そのため、入居者が出した主観的なスコアと、同社が独自に算定した客観的なスコアをかけ合わせ、適切な評価データを提供している。

マネタイズ・収益方法

各マンションには口コミやスコアの他、募集中の部屋をHOMESと連携して表示しており、サイドメニューには同じくHOMESでの近隣物件が表示しているので、送客モデルだと考えられる。(adsenseやクリテオのような広告形式ではない)

またプレスリリースをみたところ、SUUMO上のエリア情報ページに口コミ情報を提供したりなど、競合に当たりそうなポータルサイトと積極的に連携している印象がある。
https://www.mansion-note.com/i/announce/2014/11/05/001

類似サービスだと、マンションコミュニティが有名だが2chのようなスレッド形式で、ユーザービリティは悪く、業者間の口コミが多い印象。

現状どの程度利益を上げているかはわからないが、口コミが一定数ある以上、ユーザーや不動産ポータルサイトだけではなく、入居者の口コミをもとにデベロッパーや管理会社からもお金を取れそうな印象がある。

初期の段階ではクラウドソーシング(お金を払って口コミを書いてもらう)を使わずに、地道に口コミを集めたとのこと。

前々から地道に口コミは集めていました。最初はクラウドソーシングなどを使って1投稿いくらかお金を払えば口コミを集められるだろうと思っていました。実際にお金を払って集めた口コミは、実は使えない信頼性が低いものが多く。。。すぐにそういった手法での口コミ獲得は断念しました。
マンションの口コミは頻繁に投稿できるモノではないため難易度が高い。

他の口コミサービスと比較すると、昨年の5月にクックパッドが買収した結婚式場の口コミサイト「みんなのウェディング」や、介護施設・老人ホームの口コミサイト「介護のほんね」などは、どれもパッとしない印象がある。

ただ、地道に集めた口コミというのは質が高く熱量の高いファンが根付きやすい。thestartupの記事で梅木さんが以下のような実体験を紹介しているが、遠回りに見えるユーザーファースト(顧客満足度を再優先)は上手くいけば、ユーザーが良いサービスだからということで勝手に紹介・拡散してくれる。
筆者も「口コミを金で買った」事業経験があり、実際にその施策は機能しなかった。金で買えれば楽なのだが、そうはいかないのがCGM。初期は地道に丁寧に口コミを集めるのが、遠回りに見えて最短距離であることは、実務を通して実感している。

CGMは一旦スケールすれば、参入障壁が高くなりマネタイズしやすくなるが、資金回収までに非常に時間が掛かる。代表の方を調べたら、博報堂、エニグモ出身と相当なキャリアを持った方だったので、そういったリソースもたくさんあったのかなぁと少し嫉妬してしまいます…。

シミラーウェブでアクセス状況を見たら月間60万セッションもあり、不動産業界の食べログになる日も近いかもしれません。

会社概要

会社名 株式会社レンガ
代表者名 藤井 真人
資本金 1990万円
設立 2012年12月
事業内容
  • インターネットサービス事業