CODE Marketing Cloudとは?
CODE Marketing Cloud(コードマーケティングクラウド)は、それぞれのユーザの行動状況に応じて、適切なタイミング・場所にポップアップバナーを出すことができ、CTR・CVR改善を図るツール。
同ツールはポップアップバナーのみとなり、チャット機能は用意されていないので注意が必要。
ターゲットユーザ層
会員登録数、購入者数、資料請求数などを増加させたい、または獲得単価を下げたい法人企業。最も効果が高いと思われるのはECサイトだが、どの業界でも効果が得られる。
CODE Marketing Cloudの特徴・メリット
最適化された接客が可能
訪問回数、訪問ページ、利用端末、サイト内遷移、滞在時間、訪問タイミングなどの行動記録を元に、パーソナライズされた最適なWeb接客を実現。
接客テンプレートが豊富
EC(ネット販売)・旅行・人材・美容・健康など8種類の業界別に最適化したWeb接客用のウィジェット/テンプレートが用意されている。
イチから作成する必要がなく、指定されたフォーマットに入力するだけで、直帰率改善やCVR改善のためのポップアップを簡単に作成できる。
コンテンツ回遊率の改善も期待できる
ランキングバナーや、アンケートによる分岐バナーを表示させ、訪問者が興味のあるコンテンツへの回遊を促すことができる。
タグ1つの設定で完了
タグを1つ設定するだけでポップアップバナーの表示が可能となるため、WEBページの改修の必要なく、エンジニアが社内にいなくても簡単に利用できる。
GAやMAツールと連携が可能
Google Analyticsや、セールフォースなどのMAツールの行動データを活用することで、最速でユーザーに対しても最適なWeb接客が可能。
CODE Marketing Cloudの費用・料金体系
初期導入費用
10万円(税別)となり、アカウント開設、タグ発行、管理画面レクチャー、初期施策登録が費用の内訳となる。
月額費用
最低契約期間は6ヶ月で月額5万円(税別)となり、月間50万PVごとで+5万円となる。こういったサービスの多くは従量課金型となっており、費用に関しては他社より良心的な印象。
CODE Marketing Cloudの利用の流れ
- Step 01お問い合わせまたは資料ダウンロード
すぐに開始したい方はお問い合わせフォーム、資料が欲しい場合は資料ダウンロードフォームから、必要事項を記入し、申し込み。
- Step 02担当者より連絡・面談
状況や要望を担当者よりヒアリング。解決したい課題などを共有し、どういった施策が可能かの提案を受ける。
- Step 03見積もり・申し込み
コンサルの有無、ツール費用の見積書の提示、申込み
CODE Marketing Cloudの評判/クチコミ
導入1ヶ月でCVRが30%以上改善しました。最初は一部のページから施策をスタートしたのですが、すぐに効果が出ることが分かり、 徐々にWeb接客の対象ページを増やしていきました。 記事ページによっては、記事からのCVRが2倍に引きあがったケースもあるなど、施策として予想を超えた結果が得られるものもありました。
ポップアップバナーを利用したところ、CVRは劇的に伸びました。一般に「うっとうしい」と感じられることもあります。しかし、適切な情報を伝える運用をすれば、効果はしっかり得られるものですね。具体的な数字としては、CVRが1か月の間で1.5倍に改善しました。記事単位では4倍になったものもあり、大きな成果だったと感じています。
大きな効果を感じたのは、「クーポン訴求」「初回購入者限定セット訴求」「カート落ち防止」の3つです。いずれもサイト訪問者への認知獲得から購買までつながっています。
まだツールを導入して1か月ですが、会員登録に至った方・購入に至った方を総合的に見て、CVRが16%増えています。今後施策を進めていけば、さらに良い成果に繋げることができるだろうと期待しています。
ユーザーの回遊率向上のため、動画を視聴し終えたユーザーに対して他の動画をおすすめするバナーを出していますが、この成果が出ています。特に、以前までワンパターンであったおすすめ動画を多様化したことが大きく貢献しています。マルチリンクバナーで表示することによりこれが可能になり、遷移率の向上につながっています。
参照元:導入事例 Webサイトの高速PDCAを実現するWebサイト改善ツール“CODE Marketing Cloud”
執筆者の所感
WEB接客ツールは、オンライン販売のニーズが高まる昨今注目が集まっている。JavaScriptを用いることで、ツールと同等のことを行うことができるのだが、非常に複雑であり、ページが増える都度、メンテンナンスも必要だ。タグをひとつ埋めるだけで、管理画面からポップアップバナーの出し分けをできる利便性は、様々なマーケティング活動との相性が良いといえるだろう。
他社のツールと比較して、CODE Marketing Cloudはシンプルで直感的に使えるツールとなっている。HTMLがまったくわからなくても設定でき、背景色や画像などは簡単にカスタマイズできる。
インターネット広告業界では、サードパーティクッキーを廃止する動きが強まってきている。これにより、今までターゲティングできていた見込み顧客へアプローチできなくなって来ると、広告流入の母数が減る可能性がある。そこで、流入してきた見込み顧客(訪問者)をいかに囲い込めるか、が重要となるだろう。
運営会社情報
会社 | 株式会社エフ・コード |
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代表 | 工藤 勉 |
資本金 | 10,000,000円 |
設立年月 | 2006年2月 |
会社URL | https://f-code.co.jp/ |