Pippit AIとは?
エディターで有名なCapCutが提供する、インフルエンサー向けショート動画収益化ツールだ。
ツール上で誰もが簡単に商品紹介動画を作成し、TikTokに投稿可能。
ターゲットユーザ層
・動画クリエイター
・TikTokで商品を紹介して稼ぎたいアフィリエイター
Pippit AIの特徴・メリット
マーケティングやEC向けの動画・画像・アバター素材を素早く簡単に作れるのが特徴だ。
商品画像を一括で生成・加工し、背景削除や構図変更を自動で行えたり、多言語対応のアバターを使って、商品の説明やナレーション動画を作れたりする。
動画を大量生産して「数打って当てる」というマーケティング戦略を取る場合には、利用による工数削減メリットがかなり大きいだろう。
Pippit AIの費用・料金体系
無料プランでは1週間で150クレジット付与される。
150クレジットで静止画なら75枚、動画なら2分ほど生成可能。性能を十分試せる。
有料プランは月額3,500円または年間契約で34,600円(月あたり2,884円)

Pippit AIの利用の流れ
- Step 01CapCutアカウントを作成し、Pipitにログインする
- Step 02商品URLや素材を準備する
- Step 03「ワンクリック作成」で動画や画像を作成
- Step 04構成やテキストを微調整する
- Step 05CupCut連携による投稿予約
Pippit AIの導入事例
“Say goodbye to hours of editing and hello to Pippit AI”と訴えるデモ動画はこちら。やはり海外のAIサービスのデモは見ていてワクワクさせられる。
執筆者の所感
TikTokやYouTubeショート、Instagramで回っている動画の多くはCapCutで制作されている。Pipit AIとCapCutを連携すると、「Pipit AIで“中身”を作り、CapCutで“仕上げ”をして、Tiktokに投稿する」ことが一気通貫でできるのだ。
Pipit AIに商品URLを入力すると、自動で商品紹介動画や画像が生成されるので、後はCapCutに読み込んで編集するだけ。このようなたたき台が最初にあるだけで、業務が随分効率化される。Chat GPTで画像を生成すると、少しだけ編集したい場合でも再度指示をしないといけないが、Pipit AIなら人の手で編集できるので便利だ。
AIで作ったものはどうしてもAIっぽいのだが、AIっぽさが受け入れられるようになった現代においては、ショート動画マーケティングの主力ツールになるのかもしれない。
運営会社情報
会社 | Bytedance Pte. Ltd. |
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代表 | 梁汝波 |
設立年月 | 2012年12月 |
会社URL | https://www.bytedance.com/en/ |