勉強し放題のオンライン自習室「STUDY BASE」

STUDY BASEとは？

「STUDY BASE」のサービス概要に入る前に、筆者がなぜこのサービスを取り上げたのかを伝えたい。

筆者は高校の頃に「東進ハイスクール」に通っていた。
わかりやすい動画講義を自分のペースで視聴し、成績が伸びたように感じていた。
しかし、志望していた大学に合格することができなかった。

何が足りなかったのかと言うと、「演習量」と「本当の意味での集中」だったと思う。

さてSTUDY BASEの話である。

STUDY BASEとは、オンライン自習室である。
「通い放題」・「勉強し放題」・「質問し放題」をコンセプトに開校されている。
オンラインかつ自習ならそりゃそうでしょうと思うかもしれないが見てほしい。

ターゲットユーザ層

家で一人で集中して勉強できないが、図書館や自習室に通うのが苦手な人

STUDY BASEの特徴・メリット

自分のペースで黙々と学習を進めることもでき、分からないところを講師に聞くこともできる。
オンライン自習室には顔を非表示で参加できる。

STUDY BASEの費用・料金体系

月曜～金曜の15:00～22:00までオンライン自習室で（そしてリアル校舎でも）勉強できる。
完全定額制で、以下の料金となっている。

STUDY BASEの利用の流れ

• Step 01
  勉強を始めるときに講師に通知

  公式LINEを通して講師に通知する

• Step 02
  オンライン教室に入室

• Step 03
  好きなタイミングで休憩する

• Step 04
  勉強を終えオンライン教室を退出

  公式LINEに退出を通知して退出する

STUDY BASEの導入事例

この塾は静岡県富士市にある。地域の中学生中心に人気が高いようだ。
実は「オンラインのみ」ではなく校舎があり、設立当初は「限定的にオンラインで開校する」というものだった。

2023年よりオンライン環境を強化し、現在の「オンライン自習室」としてのサービス運用が始まった。

STUDY BASEの評判／クチコミ

参照元：同社サイト

執筆者の所感

STUDY BASEと東進ハイスクールの違いは何だろうか。筆者はなぜ東進の学習で、志望大学への合格を叶えることができなかったのだろうか。STUDY BASEなら叶ったのだろうか。
筆者なりに要因だと思っている「演習量」と「本当の意味での集中」という観点から考えてみる。

まず演習量について。東進の映像授業で、確かに問題が解けるようになっていた。いや、そう思わされてしまっていた。一流講師のわかりやすい授業ゆえに、授業を聞いているとわかったような気になってしまっていた。本当に成績が伸びるのは自分でいちから問題を解いたときである。当時高校生の筆者は動画を見終われば勉強した気になっていたのだった。

次に、本当の意味での集中という観点について。中学生・高校生はなんだかんだで多感な時期である。筆者は東進の校舎（ブースにPCが置かれているというもの）に通っていたのだが、陰キャ男子の筆者はイケイケな同級生や女子の目を勉強中なのに気にしていた。勉強はしているが、勉強だけしている状態ではなかった。なぜあんな無駄な時間を..、という後悔がある。万一同級生がこの記事を読んでいたら笑ってください。

STUDY BASEのオンライン教室の良いところは、「図書館やカフェでの自習に講師がついている」というコンセプトである。

完全にひとりでは勉強できないが、しかし仲間と一緒に切磋琢磨するというのは苦手であるという人は、結構多いのではないかと思う。

誰かと一緒にやるだけでも、たとえば身だしなみを整えるとか、自分の好きなときに席を立ちにくいとか、億劫になるようなことがある。
教育系YouTuberの勉強LIVE配信を流しながら勉強するのも良いのだが、画面の向こう側にいるのは一生出会うことのない完全な他人なので距離を遠くに感じる。

オンラインで、ひとりだがひとりではない。
講師が常駐しているので質問すれば反応してくれる。
自分に近い仲間が勉強をしているのを会わずに感じられる。

STUDY BASEにオンラインで入室し人の目を気にせずに黙々と問題演習していれば、もしかしたら高校生の筆者は当時の志望大学に届いていたのかもしれない。
オンライン自習室という学習環境は、筆者のような何とも言えない一見非合理なペインを感じる人を救うような、価値あるサービスだと思う。

「全国に向けて展開できるローカルビジネス」とも言える。筆者はこういうの好きだ。

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