作成日:2026.08.31  /  最終更新日:2026.08.31

地図をクリックするだけで地理が身につくWebマップクイズ「Seterra(セテラ)」

Seterra(セテラ)のお勧めポイント

RECOMEND POINT
  • 400種類以上のマップクイズを収録
  • 地図をクリックするだけの直感的な操作
  • 会員登録不要で今すぐ挑戦できる

Seterra(セテラ)とは?

「Seterra(セテラ)」は、ブラウザ上で地図をクリックしながら世界の地理を学べるマップクイズサービスだ。
国・首都・国旗・都市・海・湖・山脈などをテーマにした400以上のクイズが用意されており、大陸単位の広い範囲から、日本の都道府県のような細かい範囲まで、学びたい対象を自由に選べる仕組みになっている。

Seterraの歴史は意外に古く、原型となるゲームは1997年、スウェーデンのプログラマーであるマリアンヌ・ワルトフト氏が個人的な趣味のプログラミング企画として開発したものだ。当初はフロッピーディスクで販売されていたが、その後インターネット上で無料公開され、2011年にはWeb版が公開された。10年後には月間350万人が利用するサービスへと成長し、2022年に世界的な地理ゲーム「GeoGuessr」を運営するGeoGuessr ABに買収され、現在の体制となっている。

地理を「覚える」対象としてではなく、「操作して確かめる」対象として扱っている点がSeterraの最大の特徴であり、これは従来の地図帳や教科書による学習とは一線を画す体験だと言える。

ターゲットユーザ層

・地理の基礎知識を効率よく身につけたい学生・社会人
・子どもの家庭学習やオンライン授業の教材を探している保護者・教員
・地理ゲーム「GeoGuessr」の実力を伸ばすため、基礎固めをしたいプレイヤー

Seterra(セテラ)の特徴・メリット

地図がそのまま操作画面になる

Seterraでは、地図は眺めるためのものではなく、回答するための操作画面そのものとして機能する。

「埼玉県はどこですか」という問題が表示されたら、文章で答えるのではなく、地図上の該当する場所を直接クリックして回答する。地図と問題文とクリック操作が一体化しているため、ページを読み進めるという一般的なWebページの体験とは異なり、地図そのものと向き合いながら学習を進めることになる。この設計によって、地理という科目が持つ「位置を覚える」という本質的な学びと、Webブラウザが得意とする「クリックして反応を返す」というインタラクションが、無理なく結びついている。

正解・不正解をその場で確認できる仕組み

クリックした瞬間に正誤がその場で表示される点も、Seterraの学習効果を支える重要な要素だ。

間違えた場合は正しい位置がすぐに示されるため、「間違える」「正しい場所を知る」「次の問題に進む」というサイクルを短時間で何度も繰り返せる。この即時フィードバックの積み重ねによって、単なる暗記ではなく、繰り返しの中で自然に記憶が定着していく学習体験が生まれている。スコアや正答率もその場で確認できるため、遊びながら自分の理解度を客観的に把握できる点も、教材として選ばれる理由の一つになっている。

GeoGuessrとの関係——似て非なる二つの地理ゲーム

現在Seterraは、地理ゲーム「GeoGuessr」を運営するGeoGuessr ABのサービスとして提供されている。同社は2013年創業のスウェーデン企業で、Google ストリートビューの風景から現在地を推理するゲーム「GeoGuessr」で世界的に知られる存在だ。

両者はどちらも地理をテーマにしているが、体験の性質は大きく異なる。GeoGuessrは「ここは世界のどこだ」という未知の場所を、道路標識や建物、植生などの手がかりから推理するゲームである。一方Seterraは、「この国や都市は地図上のどこにあるか」という知識そのものを問うクイズであり、いわば地理の基礎知識を固めるための教材に近い。GeoGuessrで高スコアを狙うプレイヤーが、事前の基礎学習としてSeterraを利用するケースも多く、両者は補完関係にあると捉えると分かりやすい。

Seterra(セテラ)の費用・料金体系

Seterraの標準クイズおよび印刷用教材は、会員登録なしで誰でも無料で利用できる。

追加機能を使いたい場合のみ、運営元であるGeoGuessr ABが提供する「Pro会員」への加入が必要になる仕組みだ。Pro会員になると、広告なしでの利用や、独自のチャレンジ作成、リーダーボードを使った友人・生徒とのスコア比較といった機能が使えるようになる。プランは3段階で構成されており、月額課金・年額課金のいずれかを選択できる。

なおスマートフォン向けアプリも別途配信されており、iOS版は基本無料で一部の地図のみ利用可能、全地図を使うには追加購入が必要だ。Android版は広告ありの無料版と、広告なしの買い切り版が用意されている。ブラウザ版とアプリ版で料金体系が異なる点には注意したい。

Seterraの料金体系

Seterraの標準クイズと印刷用教材は会員登録不要・完全無料で利用できる。広告非表示やチャレンジ作成などの追加機能は、運営元GeoGuessr ABのPro会員(月額制/年額制)で解放される。

ブラウザ版(基本利用)

プラン内容価格
標準クイズ・印刷教材
会員登録不要
400種類以上のマップクイズと印刷用教材を、広告付きで利用可能。¥0

Pro会員プラン(広告非表示・チャレンジ作成)

プラン月額(月払い)年払い(実質月額)主な機能
PRO Basic$2.49年額 $29.88
(月換算 約$2.49)
広告非表示、チャレンジ作成、シングル/マルチプレイの一部制限利用
PRO Unlimited$2.99年額 $35.88
(月換算 約$2.99)
シングル/マルチプレイ無制限、プライベートパーティー招待、パブリックパーティー参加
PRO Elite$4.99年額 $59.88
(月換算 約$4.99)
Unlimitedの全機能に加え、限定エモート・スキンなどGeoGuessr本体のアバター特典

モバイルアプリ版(参考)

OS内容価格
iOS無料版は一部の地図のみ利用可能。全地図の解放には追加購入が必要。$1.99
Android広告ありの無料版と、広告なしの買い切り版から選択可能。無料 / $1.99

※ 価格はすべて2026年8月時点の公式サイト掲載価格(米ドル表示)。為替や仕様変更により価格が変動する可能性があるため、最新情報は
geoguessr.com/pro
にて確認されたい。

Seterra(セテラ)の利用の流れ

  • Step 01
    公式サイトにブラウザからアクセスする

  • Step 02
    大陸・国・都道府県・国旗など、学びたいカテゴリを一覧から選ぶ

  • Step 03
    表示された問題に沿って、地図上の該当箇所をクリックして回答する

  • Step 04
    正解・不正解をその場で確認しながら、全問に答え終えるまで繰り返す

執筆者の所感

日本の都道府県ですら位置を正確に答えられない、という経験がある人は少なくないはずだ。学生時代に地図帳とにらめっこして覚えた記憶があっても、社会人になってからは触れる機会がほとんどない。Seterraを実際に触ってみると、そうした「うろ覚えの地理知識」が、クリックと即時フィードバックの繰り返しによって驚くほど自然に整理されていく感覚があった。

海外の無料Webサービスではありがちなのだが、サイドバーの広告でかなりスペースを割いているのがやや残念である。とはいえあくまで無料で使える範囲での話であり、まずは登録なしで試せる手軽さと、地理を「学ぶ」から「遊ぶ」に変えた設計の巧みさには、一度触れてみる価値が十分にあると感じた。

運営会社情報

会社GeoGuessr AB
代表Daniel Antell
設立年月2013年5月
会社URLhttps://design.geoguessr.com/
とある起業家

とある起業家

フリーランスWeb担当者。面白いサービスで起業し、世界を変えようとしている若者(若くはない)。インターネットとリアルの両方の事業運営の知見を元に、本当に困っている人の役に立つ事業を作りたい。

執筆者
[PR]Claude Code業務自動化

トピックス

執筆者一覧