作成日:2020.03.11  /  最終更新日:2020.03.11

オンライン上で顔と顔を合わせてコミュニケーションができる「HomyWorks」

homyworks

HomyWorksのお勧めポイント

RECOMEND POINT
  • 社内にいるかのようにコミュニケーションができる
  • マネジメント側に配慮したサービス設計
  • (現時点では)全ての機能が無料で利用できる

HomyWorksとは?

HomyWorks(ホーミーワークス)はリモートワーク/テレワークの需要が高まる昨今、重要になる社内向けのコミュニケーションをオンライン上でサポートするツール。まるで社内にいるかのように、気軽に他社員と顔と顔を合わせてコミュニケーションが取れる。

ChatworkやSlackなどのチャットツールではリアルタイムの画面共有ができ、一対複数のビデオ通話もできるものの、有料プランでしか利用できなかったりと、色々問題があった。

同ツールでは動画をリアルタイム配信することにより、低速なインターネット環境では動作しなかったり、PCのリソース負担が大きかったが、同ツールは無料で利用でき、ビデオ通信ではなく、圧縮された写真のみが一定期間ごとに送受信されるので、そういったリスクが発生しづらい設計になっている。

ターゲットユーザ層

・リモートワーク/テレワークを実施したいがコミュニケーションが心配な会社
・リモートワーク/テレワークを実施しているがマネジメントに不安な会社
・在宅ワーカーを時給制で管理しているような会社

HomyWorksの特徴・メリット

「HomyWorks」は、ウェストアクトンが独自開発したブラウザ上で動くWebアプリケーション。定期的に写真が自動撮影されグループ内でシェアされるため、遠隔地で働いていても側にいるような感覚で作業を行うことが可能。

またプライバシーに考慮した「ぼかし撮影」機能や、相手に声がけできる「アナウンス機能」、クリック一つで開始できる「ビデオ会議」機能など、コミュニケーションをサポートする機能を有している。インターネット環境とブラウザとPCに接続されたカメラがあれば、直ぐにでも利用開始可能。

HomyWorksの費用・料金体系

現時点では全て無料で利用可能。

世界中で感染拡大が懸念される新型コロナウィルス対策のためにリモートワーク/テレワークの導入が強く求められているが、まだ導入に踏み切れていない企業/組織が多くあり、そういった企業/組織を後押しする目的で、無償公開とした経緯があるようだ。

執筆者の所感

Web会議・テレビ会議のツールはベルフェイス、Googleハングアウト、Whereby、Zoomなど様々なツールがあるが、同時通話人数に限りがあったり、打合せや会議など、主に社外向けで「必要なときに使う」といったツールがほとんど。

HomyWorksの面白いところは、完全に複数人を対象とした社内向けのツールで、話しが必要なときに使う、というものではなく、勤務中は常にブラウザでタブとして立ち上げてもらうことを想定している。

ビデオ会議の機能があるものの、メインの機能は写真を一定期間で自動的にログとして記録し続ける機能で、ブラウザでタブを開いておけば動作し続けるため、ブラウザを使った仕事が必要であれば、別のタブに切り替えて仕事に集中することができる。

テレワークを検討している会社で「従業員がちゃんと家で働いてくれるか」という懸念を持つ経営者が多いかと思うが、HomyWorksはサインイン/アウト状況を勤怠管理のように管理でき、離席状況を把握でき、過去の写真がログとして一覧で残るので、管理がしやすいメリットがある。
逆に管理される従業員側としては監視カメラのようで怖いかもしれないが、まるでオフィスと同じような感じで気軽にコミュニケーションを取ることができる。

また一人で作業するというテレワークの性質上、孤独感を感じモチベーション低下になるリスクがあるが、他社員の顔や絵文字、離席状況などの今の状態を把握できるので、孤独感を感じづらい設計になっている。

運営会社情報

会社株式会社 ウェストアクトン
代表野口 太郎
資本金1510万円
設立年月2019年11月
会社URLhttps://westacton.jp/
MORII RYOJI

MORII RYOJI

士業に特化したホームページ制作会社オルトベースの代表。24歳の頃に何か面白いWebサービスを開発するため、自分自身の忘備録としてスタートアップのビジネスモデルをまとめ始めたのが「WebFolio」で今年で5年目。何かあれば気軽にFacebookから連絡してください。

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