作成日:2025.01.29  /  最終更新日:2025.01.29

給与前払い&振込業務効率化「PAYMO(ペイモ)」

ペイモ

PAYMOのお勧めポイント

RECOMEND POINT
  • 導入費用や月額費用が不要
  • 振込作業の業務効率化が可能
  • 直接払いと立替払いの両方に対応

PAYMOとは?

PAYMOとは、従業員や業務委託スタッフの給与や報酬を、前払いするWebサービスである。

PAYMO運営会社側での立替払いと、導入企業による直接払いの両方の支払い方法に対応できる。

ベータ版として提供されており、今後機能が拡充されていくようだ。
とはいえ現状のものが機能が絞り込まれている故に使いやすく、福利厚生施策で給与前払いを導入してみたい企業にとってはテスト運用しやすいプロダクトだ。

ターゲットユーザ層

給与前払いを試しに導入したい経営者

PAYMOの特徴・メリット

給与前払いサービスは近年流行っているが、PAYMOは機能が絞りこまれており、非常にシンプルだ。

ユーザーのメリット

  • 急な出費時に給与をすぐに受け取れる
  • 不定期で現場に出入りする業務委託でも働きやすくなる
  • システム完結でコミュニケーションストレスを抑えられる

導入企業のメリット

  • 即時性を求めるバイトや派遣スタッフ募集で有利に
  • 柔軟な給与受け取りで従業員の満足度を高め、定着率向上に
  • 振込業務がPAYMO管理画面上での承認フローで完結し効率化される

PAYMOの費用・料金体系

導入費用・月額費用は無料。

前払いが利用されたときに、支払い額に対して手数料がかかる。

直接払いなら1%、立替払いなら3%~。

立替払い時の手数料率は導入時にPAYMO運営会社との取り決めにより決定するが、最大でも10%とのこと。

ビジネスモデル的には、「導入企業の従業員がたくさん使ってくれそう(利用回数が多い)なら手数料率(利用単価)を抑えられる」というもの。

 

直接払い(手数料1%)

直接払い
直接払いの場合

立替払い(手数料3%~)

立替払い
立替払いの場合

PAYMOの利用の流れ

  • Step 01
    PAYMOサービスサイトから問い合わせ

    立替払いを行うための与信審査あり。立替払い時の利用料率を算定する。

  • Step 02
    アカウントを作成する

    アカウント作成用のURLが発行され、必要事項を登録する。

  • Step 03
    従業員やスタッフからの申請を受信する

    従業員や業務委託スタッフかたの前払い申請が通知され、承認作業や管理が行えるようになる

  • Step 04
    承認した前払い申請金額をシステムから自動で振り込む

    セブン銀行とAPI連携されており、経理担当社銀行の振込み画面にログインせずに、そのまま振込みが可能

PAYMOの導入事例

派遣業、小売業、製造業などの企業で導入されているようだ

執筆者の所感

給与前払いサービスが急速に普及している背景には、企業側と従業員側双方のニーズが合致している点がある。銀行やIT系企業が新しいシステムを開発し、スマートフォンアプリから簡単に前払い申請ができる、最短で即日に給与の一部を受け取れるなど、利便性の高い機能が次々と追加されている。勤怠管理システムに実装されているものもイメージしやすい。しかし「PAYMO」は、「給与前払い」に必要な最小限の機能だけを無駄なく提供している。「自社で給与前払いを導入するとどうなるのか?」とミニマムで検証したい企業にとって、便利なWebサービスである。

運営会社情報

会社株式会社バイオン
代表田上 栄一
資本金5,000万円
設立年月2020年9月
会社URLhttps://bi-on.jp/
とある起業家

とある起業家

株式会社MEKABUの代表 面白いサービスで起業し、世界を変えようとしている若者(若くはない)。インターネットとリアルの両方の事業運営の知見を元に、本当に困っている人の役に立つ事業を作りたい。

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