作成日:2022.02.08  /  最終更新日:2022.02.14

スマホ1台でビジネスとプライベートの使い分け「モバイルチョイス“050”」

モバイルチョイス"050"のお勧めポイント

RECOMEND POINT
  • 音声回線による高い音声品質
  • ビジネスとプライベートで公私分計可能
  • 無料で050番号を利用可能

モバイルチョイス"050"とは?

テレワークの普及により場所を選ぶ事なく、自由な場所で仕事をする動きが加速し出したのは言うまでもないだろう。働く場所の多様化と共に、働き方のあり方も変化が必要となる。それと共に様々な課題が出てくる。

例えば業務にスマホを導入する際には、なるべくコストは抑えたい。BYOD(Bring Your Own Device の略「自分のデバイスを持ち込む」という意味)では、個人所有のスマホを業務に利用することでコストを抑えることが可能になる一方、通信手当の不公平感や、個人情報の流出、退職に顧客から連絡が来たりなど様々な問題点がある。

しかしモバイルチョイス”050″はこれらの問題を解決してくれる。楽天コミュニケーションズ株式会社が運営する、モバイルチョイス”050″はスマートフォン1台でプライベート用とプライベート用の電話番号を所有する事ができるサービス。そんなモバイルチョイス”050″を詳しく紹介していく。

ターゲットユーザ層

・電話での営業がある方
・テレワーク中の方

モバイルチョイス"050"の特徴・メリット

読むのが面倒、時間のない方は、サービス紹介動画を紹介しておくのでこちらを見ていただきたい。

アプリでも高い音声品質

通話可能なアプリは沢山存在するが、大体のサービスはインターネット回線を使用したアプリが多い。インターネット回線を用いた通話は、回線の接続料は発生するものの、通話料は発生しない為、長時間の音声通話でも安価に利用できるメリットがある。しかし通信速度依存になってしまう為、音声が途中で切れたり、音質が悪くなってしまうというデメリットがある。利用する際に通信状態を安定した場所で行うことが必要となる。

モバイルチョイス”050″は携帯電話と同じ音声通信を用いたサービスで、今使っている携帯電話の音質のままで利用が出来る。インターネット回線の音質とは異なり、音の途切れや遅延等のストレスなく重要な通話でも安心して使用することが可能だ。

2台持ち不要


参照元:モバイルチョイス”050″

プライベートで1台、ビジネス用に1台といった2台持ちや、デュアルsim対応スマートフォンで番号を2つ取得し、使い分けるというようなやり方をされている方は多いのではないだろうか。ただどちらもデメリットがあり、2台持ちの場合は端末やデータの管理が非常に面倒で、デュアルsimであればプランの組み合わせを考えないと費用が高くなる可能性があり、会社から支給される手当より多く費用がかかってしまうことがある。

モバイルチョイス”050″は専用のアプリ経由で通話する為、ビジネスとプライベートで「番号」と「通話料」を自動的に使い分けが出来る。ビジネス利用の通話料のみ自動的に会社請求となるので、精算の手間も省ける。通信手当の一律支給での不公平感が解消できる。

またビジネス専用の050番号を持てる為、プライベートで使用している電話番号を仕事での通話相手に通知する必要がない。また煩わしい法人携帯との2台持ちからも解放される。

クラウド電話帳でセキュリティ対策

個人所有の携帯を利用する為、プライベートで様々なアプリケーションをインストールしたりWebサイトを訪問したりすることで、不正なアプリケーションのインストールやウィルス感染などの恐れがある。

それらを利用した不正アクセスにより、機密情報が漏えいしたり、重要な情報が改ざんされたりするリスクがある。端末を他人に貸与したり紛失したりすると、社員以外の人物が顧客情報にアクセスできる危険性も高まる。

その1つの解決策としてモバイルチョイス“050”「クラウド電話帳」を無償で提供している。取引先などの顧客情報を強固なセキュリティ対策が施されたクラウド上に格納し、私物の携帯に顧客の連絡先情報を登録しない仕組みとなっている。

モバイルチョイス“050”の機能

営業マンあるあるとして代表的な「時間外に顧客より連絡があったり、休日に連絡が入って対応する」というケース。会社の顔である営業マンは「お客様を大事にすること」が求められることが多い。しかし、営業マンにも自分の生活やプライベートがある。なかなかメリハリをつけることが難しい職ではあるが、下記の機能を利用することで解決できる。

営業時間外ガイダンス

営業時間外にモバイルチョイス“050”に着信があった場合、応答できない事をアナウンスするガイダンス音声を流すことができる。 設定時間も複数のパターン設定可能である。

着信転送(アドバンスプラン)

「業務時間外はオフィスに電話を転送したい・・・」「休みの日に個人携帯で業務の電話を受けたくない・・・」といった方には、折返し着信先を変更できるアドバンスプランもおすすめだ。電話番号ごとにいつでも設定が可能、働き方にあわせて利用することが出来る。またガイダンス音声を流す設定も可能。着信転送設定・解除は、専用サイトで都度自由に行うことができる。

モバイルチョイス"050"の費用・料金体系

モバイルチョイス“050”は初期費用・月額基本料が無料のベーシックプランと、折返し着信先を変更できるアドバンスプランの2プランがある。

ベーシックプラン
着信先固定プラン
アドバンスプラン
折り返し着信を変更できるプラン
初期費用0円500円/番号
IP電話サービス 番号発行手数料がかかります
月額基本料 0円380円/番号
1番号目380円。2番目番号以降は100円
通話料
通話料固定/携帯 19.8円/分
IP電話 10円/分
他社IP電話(050番号)12.5円/分
国際電話
※国際電話料金表へページ移動します
着信転送料携帯電話 5円/分
着信転送は携帯電話宛てのみ
携帯電話 15.9円/分
固定電話 全国一律 8円/3分

2つのプランの違いと特徴


参照元:https://comm.rakuten.co.jp/houjin/mobacho050/fee/

上記の画像からわかるように大きな目立った違いとしては、

  • 初期費用・月額利用料0円の有無
  • 折返し着信先変更可能

になるだろう。どちらのプランもケースバイケースの為、利用する環境をよく把握した上で利用することをオススメする。

モバイルチョイス"050"の利用の流れ

  • Step 01
    必要書類の準備

    法人契約・官庁・自治体名義での契約・個人契約各々で必要書類を提出
    必要書類に関してはこちらのリンクから飛びぶことが出来る
    https://comm.rakuten.co.jp/houjin/mobacho050/notice/

  • Step 02
    メールアドレス 仮登録

    「申し込みはこちら」をクリックし、メールアドレスの仮登録を行う

  • Step 03
    新規ご利用登録

    受信したメール内の新規ご利用登録URLにアクセスして内容を入力し、必要書類をアップロードしプランを選択

  • Step 04
    「サービス開始のご案内」受領

    お申し込み完了後、約2週間程度で「サービス開始のご案内」を郵送でお届け

  • Step 05
    ご利用開始

    「サービス開始のご案内」が届き次第、利用可能

執筆者の所感

会社からの貸与端末を無くすことを考えた際に、考えなければならない大きなポイントとして、

  • 個人端末で利用される業務用の通話コスト
  • 社員の公私の切り替え
  • 情報セキュリティリスク

の3点。1つ目と2つ目に関しては上記でも記載したように、モバイルチョイス“050”を使うことによって、2つの問題点は解決することが可能だ。だたこの3つ目に関して、モバイルチョイス“050”で「クラウド電話帳」を無償で提供しているが、これですべてが解決とは言えないのは事実である。使用しないという選択肢はもちろんないが。

もっともBYODにおける問題点に関しては、「業務利用する上での運用ルールを制定し、従業員へ周知させる」これが一番に尽きる。これから導入を検討しているのであれば、是非ともコストの面や効率の面だけでなく、BYODを利用する上でのセキュリティ意識も高める教育や、ルールなど総合的に判断し導入することをオススメする。もちろんそれらの点がうまく作用すれば間違いなくコスパも効率も良く、これから普及していくであろう場所を選ぶ事なく、自由な場所で仕事を出来る環境への手助けとなる。

運営会社情報

会社楽天コミュニケーションズ株式会社
代表平井 康文
設立年月2000年3月
会社URLhttps://comm.rakuten.co.jp/
MORII RYOJI

MORII RYOJI

士業に特化したホームページ制作会社オルトベースの代表。24歳の頃に何か面白いWebサービスを開発するため、自分自身の忘備録としてスタートアップのビジネスモデルをまとめ始めたのが「WebFolio」で今年で5年目。何かあれば気軽にFacebookから連絡してください。

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