Yomeru(ヨメル)とは?
Yomeru(ヨメル)とは、特定のカテゴリの本が読みたいと思った時に、ピッタリの書籍が探せるようにインターネット上の情報を集約している、書籍選びのお手伝いするサービスである。
以下のようにテーマに沿ったランキング形式で本が紹介されるUIだ。

Yomeruサービス内のユーザーレビューだけで決まるランキングではなく、様々なインターネット上の記事を元に独自の計算方法で書籍のおすすめ度を算出しているようだ。
ターゲットユーザ層
おすすめの本を探している人
Yomeru(ヨメル)の特徴・メリット
公営の図書館がそのままWebサービスになったようなものだろうか。
そして絞り込むカテゴリがかなり細かいのが特徴である。
「IT」カテゴリを例として説明する。

この大カテゴリの時点でも、十分なボリュームなのだが..、

このようにその下層のカテゴリがかなり細分化されたテーマとなっている。

今回、ファイルメーカー(データベース管理システムの一種)だけでも、おすすめ本が3冊見つかった。
Yomeru(ヨメル)の費用・料金体系
完全無料。以前紹介した「ブクスタ!」同様に運営会社はAmazonアソシエイトでマネタイズしている。
Yomeru(ヨメル)の利用の流れ
- Step 01会員登録
Googleアカウントだけで登録
できる。非常にシンプルなサービスだ。
- Step 02ランキングやレビューを確認
Yomeru(ヨメル)の導入事例
筆者が実際に使ってみた。
検索やレビュー投稿の操作が非常にシンプルで使いやすい。
(本サービス内での書籍レビュー機能は重要ではないとはいえ)レビューがついていない本が多いので、一度操作性を試してみるためにも登録して使ってみてほしい。

執筆者の所感
Yomeru(ヨメル)を運営する株式会社WWはデータサイエンスを生業とする企業である。現状は情報集約型のランキング形式で本を紹介するサービスとなっているが、将来的にはパーソナライズされた書籍提案を行うとのこと。そのために現在はデータを集めているところなのだろうか。
「インターネット上には書籍を紹介する記事はたくさんあるが、主観的に紹介されているものがほとんどで客観的な指標が存在しなかった。」こう語るのが同社の上野代表だ。
客観的なスコアリングに基づくパーソナライズ提案が機能実装される日が楽しみである。
所感として、本に関するWebサービスはどれもユニークだ。テック系の企業は勉強熱心な方が多く、本をよく読む。開発者が一番のユーザーであり、本当に自分が使うものを世にリリースするからなのかなと思う。
運営会社情報
会社 | 株式会社WW |
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代表 | 上野 佑馬 |
資本金 | 1,000,000円 |
設立年月 | 2020年6月 |
会社URL | https://wwcorp.co.jp/ |