パーソルキャリアのフリーランスマッチング「Hipro Direct」

HiPro Direct（ハイプロダイレクト）とは？

HiPro Direct（ハイプロダイレクト）は、転職のdodaで有名なパーソルキャリアが展開するフリーランス人材マッチングサービスである。

2022年に、多様化するはたらき方や、複雑化する企業課題の解決に向けて、外部のプロフェッショナル人材活用を支援するためのサービスブランドとして開始された。

ターゲットユーザ層

・はじめて副業に挑戦する会社員
・短い時間で新しいことに挑戦したいフリーランス

HiPro Direct（ハイプロダイレクト）の特徴・メリット

フリーランスマッチングサービスは昨今乱立しているが、HiPro Directは人材大手のパーソルキャリアが肝いりで手がけているだけのことはある。

法人が持つ「課題に対してどんなプロ人材を活用したらいいかわからない」という悩みに対してアンサーを提供している。

企業の課題を細分化し、抽象度が高い状態から、仕事として外注できる具体度まで切り出して案件化するまでの支援を行っているのだ。以下は事業責任者が「こだわった」と語るポイントである。

企業の担当者の方にとっての“使いやすさ”です。外部人材に業務を委託するには、組織が抱える課題を言語化し、切り出していく必要があります。しかし、業務の細分化・言語化をするには、さまざまな業務のことを理解している必要があり、容易なことではありません。「HiPro Direct」では、この障壁を取り払いたいと考えました。

具体的には、業務を「ジョブ」という考え方に基づいて細分化した設計である。

たとえば「〇〇商品のプロモーション」という名称の業務があるとして、HiProでは以下のように細分化しているのだ。

この切り出し方や、言葉のチョイスは、企業側とフリーランス側双方が理解できる微妙なバランス感で作られたのだろう。

ユーザーも同じようにジョブにチェックを入れていただくと、ご自身の強みやスキルが可視化されたプロフィールが出来上がります。企業・個人双方が同じジョブリストを使用することで、企業と個人の質の高いマッチングを実現することができるというわけです。
https://touch.persol-group.co.jp/20220805_12483/

HiPro Direct（ハイプロダイレクト）の費用・料金体系

ユーザー（フリーランス）利用無料。

企業は

• 月額課金型でマッチングし放題
• 成功報酬型でショット課金

のいずれかの支払いプランを選んで利用できる。

HiPro Direct（ハイプロダイレクト）の利用の流れ

• Step 01
  プロフィール登録

• Step 02
  案件への応募や企業からのオファー受け取り

• Step 03
  メッセージ・面談

• Step 04
  条件合意

  Hiproが提供するシステムで稼働条件に関するレビューや承認を行うことができる

• Step 05
  稼働開始

HiPro Direct（ハイプロダイレクト）の導入事例

大手企業から地方企業まで様々な案件が掲載されている

HiPro Direct（ハイプロダイレクト）の評判／クチコミ

参照元：同社サイト

執筆者の所感

今回紹介したHipro Direct（ハイプロダイレクト）が気になったので筆者も登録してみた。読者の企業様と出会えることがあれば幸いだ。企業とフリーランスをリモートワーク案件でマッチングさせるサービスでは、「両者のレスポンスの頻度・スピード」がいつも課題になっているように思う。発注側と受託側で、時間に関する考え方に違いがあるからだ。実際に、「面談当日になっても現れず、何度もメッセージしてようやく返ってきた返事が、”忙しくて忘れていた”だった。」という、ユーザーから企業に対する不満を見かけた。一方で、企業としても雇用ではないわけなので、対応の優先順位が下がるのもよくわかる。この期待値調整にいかに取り組むのかが大事だ。サービス上で提供できる支援に期待している。

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