作成日:2021.11.17  /  最終更新日:2021.11.21

アルバイターと企業を繋ぐお仕事アプリ「matchbox」

matchboxのお勧めポイント

RECOMEND POINT
  • 簡単に求人を出せて人材管理ができる
  • 月額11,000円から利用可能
  • 必要な雇用手続きや労務処理を自動で処理

matchboxとは?

企業にとって人材不足は様々な業種・業態の区別なく問題になっている。「matchbox」はそんな人材不足を解消すべく、アルバイターと企業を繋ぐお仕事アプリ。自社専用の人材バンクのようなプラットフォームを開設し、採用からシフト管理そして給与計算まで行ってくれる。2021年4月からは大手コンビニチェーンでも利用されている。

働き手側がアプリ上でQRコードを読み込んで登録申請を行い、事業者が承認することで人材登録を行う。企業はすべての人材に対し、オンライン上で求人を募集をかけることが可能。人材不足やシフト埋めなどにお悩みの担当者や店長などをサポートする新しい人材プラットホームだ。

ターゲットユーザ層

・シフトの調整や急な欠勤による人手不足を解消したい方
・退職者や単発バイトが可能な方を有効活用したい方

matchboxの特徴・メリット

2021年度グッドデザイン賞受賞

グットデザイン賞は日本で唯一「総合的なデザイン評価・推奨の仕組み」を評価・顕彰を行うにより、暮らしや社会をより良くしていくための活動を行っている。1957年に創設され長い歴史を持っている。matchboxは人材が辿るフローををデジタル上で扱うことを可能にした点、またこれからの現代社会に向けたビジネスモデルのユニークさを評価され「2021年度グッドデザイン賞」を受賞を果たした。

参照元:https://www.g-mark.org/award/describe/52817

「10人で回せるお店に、100人の働き手パートナーがついてもいい」というワードが実に心に響く。1つの店舗を10人で回した場合、欠勤者が出た時に誰が対応するのか?退職者が出た時に、新しい人がくるまで誰が埋め合わせをするのか?という心の声が聞こえてくる。「仕事終わりに予定入ってるのに、キャンセルしてお店の手伝いか…。」「新しい人が入ってくるまでの辛抱だけど、入ってこない…」と経験した人は少なくないだろう。働き手の自由を会社の都合で奪われている方は以外にも多い。そしてそこへ突然訪れる業務の追加。

派遣会社に依頼してから求人が働き手に届く時間は早いもので30分、遅ければ3時間もかかる。しかし、matchboxは数秒で掲載が完了する。簡単に求人を出せる手軽さをデジタル上で可能にした。あとはそこに100人の「自分の都合の良い時だけ働けるパートナー」がいたらどうだろう。もしかしたら都合があうパートナーがいるかもしれない。働き手と企業、双方に負担がないそして簡単に利用できる人材プラットフォームなのだ。まさしく今の社会に適した柔軟性を持ち合わたサービスだ。

自動化だからできること

従業員、退職者、また系列店他店舗のアルバイト者などが双方合意の上で、人材登録を行うので即戦力となれる人材を確保できる。一定レベルのサービス品質を持った人を中心に活用することにより、時間の調整とスキルのミスマッチを防ぐことが出来る。働き手も業務の経験があるとは言え、全てを覚えているわけではない。そこであらかじめ応募者プロフィールで働き手のスキルを確認できれば、経験が浅くても、長くても調整をすることが可能だろう。またマッチングは何回でも無料で行うことができる。

参照元:https://matchbox.jp/

人材派遣会社を利用した場合のコストは以外にも高くつく。しかしmatchboxを利用することでコストを大幅に削減すること可能だ。人材会社を自社に立ちあげるような役割を果たす為、当然コストは安く済む。また特許4つ取得済みで、他社にはできない圧倒的なコスト削減と作業負担削減も実現している。

そして人材に合わせ雇用手続き、給与計算、支払いにも自動で対応してくれる。帳票関係は手間もかかる上、時間も取られる。さらに登録者が増えれば増えるほど、管理が大変になることを間違いなし。だがmatchboxは自動で行ってくれる。

帳票の例

労働条件通知書, 丙(日雇区分)の給料計算, 源泉徴収票, 給与明細, 外国人雇用状況届出書,マイナンバー管理,出発確認/勤怠提出・承認など

また働き手の給与の即払い手数料が無料である。派遣会社などのエージェント経由では即払いの場合、手数料が自己負担の場合がある為働き手の収入が減るケースがあった。無料となることで働き手の収入が増えることになり気軽に利用できる。

matchboxの費用・料金体系

月額11,000円(税別)から利用可能。※1事業所15名利用の場合。詳しい利用料金に関しては、matchboxの価格表より確認できる。またより詳しいサービスの概要に関しても下記のURLより確認が可能。

参照元:https://matchbox.jp/business/downloads

matchboxの利用の流れ

  • Step 01
    お問い合わせ

    問い合わせ画面にて名前・会社名・メールアドレス・電話番号を記入の後、送信ボタンをクリック

  • Step 02
    担当者より連絡

    担当者より折り返しの連絡あり

matchboxの導入事例

株式会社Fusion’z様

引用元:matchbox 導入事例

執筆者の所感

時代によった働き方

「働き手が個々の事情に応じた多様で柔軟な働き方を、自分で『選択』できるようにするための改革」そう「働き方改革」という言葉をよく聞くようになった。繁忙期や閑散期で業務量に波がある企業。また、常に人材不足で人材派遣や人材紹介に多額の費用を支払っている企業。企業が様々な問題を抱えるということはもちろん「働き手」にも働けない様々な問題がある。事前に決められた固定シフトだと自由がきかず、勉強に遊びに忙しい学生にはつらい。また介護や子どもの世話で急な予定変更が起こる可能性がある場合も固定の勤務が難しい。企業に波があるように働き手にも波がある。

起業が「必要な時に、必要な時間だけ、必要な人数を」求めると同時に、働き手も「自由な時に、自由な時間だけ」求めるのはむしろ当たり前のことだろう。常に双方にフェアな関係であることは今の時代とマッチしている。インターネットを通じて単発の仕事を受注する働き方はこれからも普及していくにあたり、matchboxはその働き手の柔軟性と企業の求める「人材の確保とサービス品質」を解決した、まさしくmatchしたサービスではないだろうか。

運営会社情報

会社株式会社Matchbox Technologies (マッチボックス テクノロジーズ)
代表佐藤 洋彰
資本金1億4310万円(資本準備金含む)
設立年月2015年7月
会社URLhttps://matchboxtech.co.jp/
MORII RYOJI

MORII RYOJI

士業に特化したホームページ制作会社オルトベースの代表。24歳の頃に何か面白いWebサービスを開発するため、自分自身の忘備録としてスタートアップのビジネスモデルをまとめ始めたのが「WebFolio」で今年で5年目。何かあれば気軽にFacebookから連絡してください。

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