GO2GO(ゴーツゴー)とは?
個人間カーシェアアプリ「GO2GO」は、車を買ったがあまり使わない人と家の近くで気軽に車を借りたい人を繋げるマッチングサービスである。
車を持っている人は車検証のQRコードで車の情報を登録する。借りたい人は家の近くで目的に合った車を選びアプリから予約リクエストを送信し、承認後に利用できる。ユーザー同士の評価を共有できる機能や各種保険があり、双方安心して車を貸し借りできる仕組みになっている。GO2GOは2019年夏にサービス開始予定。
ターゲットユーザ層
・キャンピングカーのような年に数回しか使わず普段乗らない車を持っている人
・平日は公共交通機関で出勤しており、土日しか車を使わない人
・高級車のような自分では買えない車を持っている人から気軽に借りたい人
GO2GO(ゴーツゴー)の特徴・メリット
レンタカーより気軽に使える
レンタカーでは最短でも12時間利用のサービスが多いがGO2GOはより気軽に都合良く車を借りれる。3H、6H、12H、18H、24Hからシェア が可能。なので日常の買い物などで気軽に使える。また、軽自動車やキャンピングカーなど目的に合ったクルマが選べる。
安心・安全を考えた充実のサポート
安心して自分の車をシェアできるためにGO2GOはあいおいニッセイ同和損害保険株式会社と共同運用のカーシェア保険を完備している。また、何かあった際にはサポートセンターが対応してくれる。ユーザー同士が確認できる安全運転したかどうかがわかるドライブレポートも現在開発中だ。
GO2GO(ゴーツゴー)の費用・料金体系
個人間シェアが成立した際にオーナーが受け取る料金に手数料をかけるプラットフォーム手数料型モデルだ。
プラットフォーム使用料は20%となっている。
GO2GO(ゴーツゴー)の利用の流れ
- Step 01ドライバー登録
免許証とクレジットカードの登録が必須となっている
- Step 02車を検索する
- Step 03予約をリクエストする
ドライバーが日時や場所のリクエストを送り、車のオーナーが承認する
- Step 04受け渡しを行う
免許証を見せあい、ドライバー、オーナー双方の本人確認を行う
- Step 05車を利用する
GO2GO(ゴーツゴー)の評判/クチコミ
私はマンションに住んでいて、駐車場代が毎月のランニングコストとしてかかってくるので、自分が車を使わない平日の時間を使って、維持費を軽減できるのならやってみようと思い登録しました。(オーナー)
正直、車をシェアした相手に事故を起こされたらどうしようという不安はありました。ただ、ドライバーさんの自動車保険加入が必須ということもあり、万が一事故が起きた場合でも保険が適用されるということを知り、少し安心しました。(オーナー)
ゴルフに行く場合、朝が早い日がほとんどなんですよね。仕事の都合上、夜終わるのも遅いので、レンタカーだと営業時間の関係で借りることが難しい場合が多いんです。レンタカー屋さんの場合、夜8時に終わってしまい、朝の営業時間も10時頃のところばかりなんです。ただ、個人間のカーシェアだと個人間なので、ある程度の融通をきいてもらえるのでは?と思い利用しました(ドライバー)
参照元:同社サイト
執筆者の所感
個人間カーシェアリングサービス「GO2GO(ゴーツーゴー)」は2025年に新サービスに刷新されるようだ。
2024年10月15日、競合サービスであったDeNA運営の「エニカ(Anyca)」が2024年末に提供を終了することを発表している。
GO2GOは、終了こそ発表していないが、それより前にサービス停止中だった。
そんななか、日韓自動車新聞で報じられたのが冒頭のものだ。貸し出しはリース契約車などにし、利用客も観光客を中心にすることで従来のサービスから分野を絞る。名称も変更する方向のようである。
個人間カーシェアは百万円単位のクルマの貸し借りが毎日のように行われるサービスだ。その結果、さまざまなトラブルが起こり、運営する企業にとってもリスクが大きかったのだろう。
ちなみに、同じ個人間の貸し借りでも対象が「家電」の事業では、「運営会社が貸主になる」という方法をトラブル対策で採用している事例がある。
「アリスプライム」の解説記事をぜひ読んでほしい。
カーシェアそのものはユーザー視点では確かにニーズがあった。新たな目論見とされる「観光客中心」というのも、ニーズがあり、トラフィック(車の貸し借り)が運営に与える負荷もいくらか緩和できるはずだ。引き続きウォッチしたい。
運営会社情報
会社 | 株式会社IDOM |
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代表 | 羽鳥 由宇介 |
資本金 | 41億5,700万円(2019年2月28日時点) |
設立年月 | 1994年10月 |
会社URL | https://idom-inc.com/ |