サマリーポケットとは?
「すべての荷物を、手のひらに」をテーマに、スマホひとつで気軽に送って手軽に管理できる新時代の収納サービス「サマリーポケット」。
荷物を預けるためのダンボールの手配、持ち物の管理、預けているモノの取り出しまで、すべてがスマホひとつで完結し、預けたアイテムは自身の管理ページで随時チェック可能。そこから取り出したいアイテムは、1アイテム単位で届けられるサービス。
ターゲットユーザ層
収納スペースがなく置き場所に困っている人、部屋に荷物を置きたくない人、シーズンごとにどこかに服を預けたい人。
サマリーポケットの費用・料金体系
利用料は、最大30アイテムが入る1ボックスあたり月額300円。 提携している寺田倉庫が最適な環境で荷物を管理し、1アイテム単位で取り出すことができる。 預けたアイテムを取り出す際の送料は、1箱あたり800円(全て税別)。
預ける時の送料や写真撮影には一切料金がかからない。
■料金プラン
月額保管料:300 円/1ボックス(1ボックスあたり最大30アイテムまで収納可能)
専用ボックス代金:300 円/1ボックス(送料無料) → 先着1万箱限定 実質0円
預け入れ送料:0円(集荷に伺います)
写真撮影:0円
取り出し送料:800円/1ボックス
この利用料金を見てもわかるが、このサービス単体でマネタイズをする気はなさそう。
執筆者の所感
クラウドで荷物を収納しておき、いつでも取り出すことができる、4次元ポケットのような面白いサービス。
利用料金もかなり安く、このサービス単体で利益を出すというよりは、まずユーザの荷物をクラウド化(=データ化)させ、そこから簡単に売買できる仕組みにするのではと、考えられる。
というのは、このサービスを運営している会社は「Sumally」という、持っているモノや欲しいモノを売買し合う、フリマのようなアプリを開発している。 Sumally Pocketで利用ユーザを増やし、モノのデータベースを作成し、そこからワンタッチで売れるような仕組みを作るのではないかと思う。
C2C市場のフリマアプリ業界は、メルカリ、Fril、LINEMALLなど、競合が多い中ではあるが、全く新しい視点からユーザを囲い込むこのやり方はとても参考になりそう。
年間の市場規模1兆円と言われるこの業界で、どこまで成長していけるか注目していきたい。
運営会社情報
会社 | 株式会社サマリー |
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代表 | 山本 憲資 |
資本金 | 20,600万円 |
設立年月 | 2010年4月 |