フィークルとは?
「フィークル」は、エンジニア、デザイナーなどのフリーランスや小規模事業者をターゲットとした、クライアントからの報酬を確実に受け取ることができる請求代行サービス。
フィークル経由で行った申請にクライアントが同意すると、報酬が確実に振り込まれる。クライアント側は成果物を確認してから、報酬を支払うことができるので、双方安心して取引することができる。
仕組み
参照元:https://crowdworks.jp/press/?p=7744
ターゲットユーザ層
新規クライアントとの契約が多いフリーランス
クライアントとの請求のやり取りを減らしたい中小企業の経営者
フィークルの特徴・メリット
仕事内容とクライアントの情報を入力して申請すると、審査後に3~10%の手数料が決定する。その手数料に同意すると、運営側がクライアントに請求代行を行う形になり、クライアントが同意すると、最短24時間以内に報酬が口座へ振り込まれる仕組み。請求金額は3万円以上ではないと申請できない仕組み。クラウドワークスに登録していなくても利用できる。
フィークルの費用・料金体系
請求代行をして手数料を受け取るビジネスモデルで、請求金額の3~10%が運営側の報酬となる。
執筆者の所感
「フィークル」はシンプルに請求代行するだけのサービスとなっているが、最近GMO系列の会社が「フリーナンス(FREENANCE)」をリリースしたが、こちらは請求代行に加え、フリーランスを守る保険や収納代行用口座の発行など、色々なサービスを提供している。(請求代行の手数料はどちらも3%~10%の範囲)
運営元がマザーズに上場しているクラウドワークスなので安心できる面もあるが、同社のサービスは結構な頻度でサービス終了するケースがある。この「フィークル」も免責事項のように、下記のように記載されている。
※フィークルはベータ版のご提供期間中であるため、みなさまのお申し込みやご利用の状況によっては、サービスを一時中断させていただく場合があります。https://feecle.works/
フリーランスというのは、前払いで請求できるほど立場は強くなく、支払サイトは成果物を納品してから数か月後となるケースが多い。プラットフォーム経由の仕事であれば、運営側が双方の入金を管理(エクスローシステムを提供)しているため、未納になるケースは基本的にないが、企業と直接契約しようとなると、未納になってしまうリスクがある。
フリーランスが企業と直接契約して安心してやり取りするためにも、こういった請求代行サービスは需要があると思われる。
運営会社情報
会社 | 株式会社クラウドワークス |
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代表 | 吉田 浩一郎 |
資本金 | 20億9,039万円 |
設立年月 | 2011年11月 |