オークハウスとは?
オークハウスはシェアハウス・ゲストハウス専門のポータルサイトで、物件は全て同社が自社で管理している。
ヨガ・フィットネスが出来るスタジオ、楽器演奏が可能な防音室、Wi-Fi完備のオフィススペース、といったように先進的なシェアハウス物件を提供し、ソーシャルレジデンスの先駆けとなった会社。1998年に事業を開始した歴史のある会社で、物件保有数は国内最大級。2020年度には1万室を運営する予定。
上記がオークハウスの物件の共用部や外観写真だが、従来のシェアハウスとは違い、いかにオシャレで洗練されているかがわかる。
数年前に問題になった「かぼちゃの馬車」のシェアハウスは賃料が高いものの共用部(リビング等)が全くない物件が多く、運営体制の問題だけでなく、入居者側のクレームも多かったが、オークハウスは賃料が高いものの、とにかく物件の質が高い、という特徴がある。
入居者の属性としては男女半々の割合、年代は20代が最も多く、30代、40代…と続く。国籍は日本人が63%で、外国人が37%となり、外国人は韓国人、台湾人、アメリカ人、フランス人…の順で割合が多い。
ターゲットユーザ層
就職のために上京する地方在住者や、短期間の出張があるサラリーマン、語学学習のための外国人、留学生の帰国時の短期利用などの属性が多い。
シェアハウスなので、とにかく初期費用が安いため、家賃を抑えたい方や、オシャレな共同生活を送りたい方の利用も多い。
オークハウスの特徴・メリット
ソーシャルアプリで副業できる
オークハウスのシェアハウスの特徴が「ソーシャルアプリ」制度。入居者が持つスキルを自由に他の入居者に提供でき、お金を稼ぐことができる。
ネイリストやヨガのインストラクターなどがシェアハウス内でサービスを提供して、参加費を貰うといったイメージ。
SOHO(住居兼事務所)として住むこともでき、平日は共用部で仕事をしたり、クライアントと打合せをし、土日は他の入居者とバーベキューやテニスをやったりと、とにかく自由度の高い日常を過ごすことができる。
様々な物件を好きな条件で検索できる
レンタル自転車、シアタールーム、防音室、喫煙室、マルチスタジオライブラリ(図書館)、フットサルコート、テニスコート、バスケットボールコート、ソーシャルアプリ、コワーキングスペース、大浴場、屋上、テラスなど、多彩なシェアハウスが用意されている。
平日は仕事で、土日に入居者達とテニスやフットサルをしたり、防音室で楽器を演奏したりと、目的別に合わせた物件探しができる。
また部屋のタイプも様々で、完全プライベートの「アパートメント」、一部屋を4~8人でシェアする相部屋の「ドミトリー」、キッチンやトイレは共有部になる「シングル」、小型プライベートルームの「コンパートメント」、一人につき1区画の居室にする「セミプライベート」、2名1室利用でシェアするタ「シェアルームの」6つのタイプから部屋を選べる。
一部の物件ではパノラマビューに対応しており、以下のように内見しなくても部屋の中がどうなっているのかを見ることができる。
とにかく簡単に安く引越しができる
オークハウスだけではなく、一般的なシェアハウスに共通して言えることではあるが、連帯保証人が不要で最低契約期間が1ヵ月と短く、基本的に家具家電が完備されており、Wifiが整備されている。
※エアコン/冷蔵庫/掃除機/電子レンジ/洗濯器/照明器具/カーテン/デスク/チェア/収納/ベッド/インターネットが標準で設置されている
初期費用は契約金の2万円のみとなるので、敷金・礼金が一切かからないため、初期費用を抑えることができ、気軽に引越しすることができる。
保証金額に応じた割引制度がある
平成20年4月より実施された「スマート会員制度」は保証金を預けることで家賃の割引を受けることができる。以下、保証金額に応じた割引額。
会員種別 | 保証金額 | 割引額 | 会員種別 | 保証金額 | 割引額 | 会員種別 | 保証金額 | 割引額 | 会員種別 | 保証金額 | 割引額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 10万円 | 650/月 | 11 | 110万円 | 7,150/月 | 21 | 210万円 | 13,650/月 | 31 | 310万円 | 20,150/月 |
2 | 20万円 | 1,300/月 | 12 | 120万円 | 7,800/月 | 22 | 220万円 | 14,300/月 | 32 | 320万円 | 20,800/月 |
3 | 30万円 | 1,950/月 | 13 | 130万円 | 8,450/月 | 23 | 230万円 | 14,950/月 | 33 | 330万円 | 21,450/月 |
4 | 40万円 | 2,600/月 | 14 | 140万円 | 9,100/月 | 24 | 240万円 | 15,600/月 | 34 | 340万円 | 22,100/月 |
5 | 50万円 | 3,250/月 | 15 | 150万円 | 9,750/月 | 25 | 250万円 | 16,250/月 | 35 | 350万円 | 22,750/月 |
6 | 60万円 | 3,900/月 | 16 | 160万円 | 10,400/月 | 26 | 260万円 | 16,900/月 | 36 | 360万円 | 23,400/月 |
7 | 70万円 | 4,550/月 | 17 | 170万円 | 11,050/月 | 27 | 270万円 | 17,550/月 | 37 | 370万円 | 24,050/月 |
8 | 80万円 | 5,200/月 | 18 | 180万円 | 11,700/月 | 28 | 280万円 | 18,200/月 | 38 | 380万円 | 24,700/月 |
9 | 90万円 | 5,850/月 | 19 | 190万円 | 12,350/月 | 29 | 290万円 | 18,850/月 | 39 | 390万円 | 25,350/月 |
10 | 100万円 | 6,500/月 | 20 | 200万円 | 13,000/月 | 30 | 300万円 | 19,500/月 | 40 | 400万円 | 26,000/月 |
かなり見にくい表になってしまったが、会員種別が「20」の場合は保証金額が「200万円」と高額ではあるが、家賃が毎月1.3万円安くなる。保証金額が多ければ多いほど、家賃が減額される仕組みとなっている。
イベントが豊富
花見やバーベキュー、フットサルやテニスの大会などのイベントから、飲み会やパーティーなど、普通のシェアハウスでは経験できないような、入居者同士のイベントが非常に多い。
友人関係が広がるだけでなく、恋人となるようなケースも多いようで、実際にオークハウスのサイト上で事例を紹介している。
オークハウスの費用・料金体系
入居者側の費用は契約金の2万円と、家賃・共益費のみで仲介手数料や敷金・礼金などは一切かからない。通常の一人用の賃貸より安価ではあるが、一般的なシェアハウスに比べれば家賃の価格設定が高め。
オークハウスのビジネスモデルは全て自社で物件を管理しているので、入居者からの家賃と共益費が主な収益源となる。
オークハウスの利用の流れ
- Step 01入居申請
担当者から入居申請用のURLが送られてくるので、フォームに記入する
- Step 02入居審査・入金
2,3営業日後に審査結果が告知されるので、審査が通った場合は入金を行う
- Step 03入居日調整・入居決定
入居までの手続きは約1週間程度となり、入居日に契約書記入、鍵の受け渡し等の契約手続きを行う
オークハウスの評判/クチコミ
実際に私の友人が神奈川の物件に住んでいた際の話を聞いたが、非常に満足度が高かった。ラウンジで仕事ができる物件だったが、周りもPCを広げて仕事をしている人が多く、意識が高い環境に身を置くことにより、より集中して仕事や勉強ができたとのこと。
将来起業する予定ということもあり、プログラミング仲間を集めることができ、今ではチームを組んで案件に対応している。
仕事仲間を増やせるだけでなく、定期的に飲み会のイベントやゲーム大会があったので、交友関係も広まったとのこと。ただ家賃が周辺相場に比べて高い点がデメリットと言っていた。
仕事決まり次第出て行く予定だったが楽しすぎたので、契約した物件を断り、2年住むことになった
共同のシャワールームやコインランドリールームがあるが、暗証番号を毎回入力する必要があり面倒
外国の方と交流を持つことができ、英語の語学学習をするキッカケとなった
保証金制度で家賃の割引があるものの、本当に戻ってくるか不安
参照元:Twitter
運営会社情報
会社 | 株式会社オークハウス |
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代表 | 亀井 克信 |
資本金 | 4,000万円 |
設立年月 | 2000年11月 |
会社URL | https://owner.oakhouse.jp/ |