Questantとは?
これまでアンケートを作成したことがない人でも、まるで画面と会話をするように、簡単かつ快適にアンケートを作ることを可能にした。
作ったアンケートは、そのままWebサイト上に設置したり、メールやSNSで呼びかけたりするなど、様々な方法で告知する事ができる。
また、回答画面はタブレットやスマートフォンにも最適化しており、アンケート作成者だけではなく回答者にもやさしいシステム。
更に、感性を刺激する「独自のアンケート集計ツール」を開発。Web画面上で、自分の好きな色やグラフにカスタマイズするなど、すべての作業を画面上で完結する事を可能とし、集計画面がそのままプレゼンテーションに使える世界を実現。
プライベートシーンからビジネスシーンまで幅広く活用可能なサービス。
ターゲットユーザ層
商品購入者やサービス利用者に対する満足度アンケートや、結婚式の2次会、飲み会の出欠確認のようなことにまで使える。
Questantの費用・料金体系
無料プランでは質問数10問、回答数100件と制限があり、有料プランに移行することにより制限がなくなる、フリーミアムモデル。
また有料プランでは調査対象となるモニターにアンケートを投げて回答を集めることができるので、無料でアンケートが作れるということで敷居を下げ、実際にアンケートを作ったけど自社では回答が集められない場合に有料化に移行してもらう、という奇麗なビジネスモデルを確立している。 そのため、主なマネタイズは回答者を集めるための「モニター探し支援」と考えられる。
執筆者の所感
アンケートの作成から配布、集計・分析までスマホで簡単にできるのが特徴。 実際に使ってみたが、アプリ並みにチュートリアルが丁寧で、UI・UXのクオリティに驚いた。フロントエンドエンジニアの方は相当参考になるインタラクティブな動きと画面構成だと思う。
アンケートの結果は、グラフを自分の好きな色や形にカスタマイズしたり、クロス集計やフィルタも簡単にできるので、プレゼン用に最適化されている。
このサービスはネットリサーチ界の最大手のマクロミルが提供しており、かなり思い切ったサービスを提供したと考えられる。恐らくこれは海外発で現在190カ国・16言語で展開されている無料アンケート作成ツール「Surveymonkey」に対抗するためだろう。SurveymonkeyはANA、無印、TOYOTAなどの大企業で使われているそうだ。
このサービスについてはこちらのサイトで詳細に分析されているので参考になります。行政やNPO、教育機関などを取り込んでスケールさせるために、今後どのようなマーケティングをするのか注目したいところ。
運営会社情報
会社 | 株式会社マクロミル |
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代表 | 小西克己 |
設立年月 | 2000年1月 |