作成日:2018.11.04  /  最終更新日:2025.01.14

日本中の空き駐車場とドライバーを直接つなぐマッチング×決済アプリ「PARKING PAY(パーキングペイ)」

PARKING PAY(パーキングペイ)のお勧めポイント

RECOMEND POINT
  • 圧倒的に工数が少ない
  • スマホにて決済できる
  • オンラインで空き状況と場所がわかる

PARKING PAY(パーキングペイ)とは?

パーキングペイは、初期費用・月額使用料0で、自宅の空き駐車場をコインパーキングとして運営することができるサービス。

オーナー登録後、専用カラーコーンを置くのみで運用ができてしまうので駐車場として大掛かりな施工を行う必要が無く、決済はスマホで行うことができるので利用者と顔を合わせることもなくトラブルを避けることができる。

2021年10月にサービス名の変更が行われた。

旧:Smart Parking

新:PARKING PAY

PAYという名から、キャッシュレス決済サービスとしての機能を強化して訴求し、認知・売り出しを狙うのだろう。

ターゲットユーザ層

オーナー利用
・空きスペースを有効活用したい方
・有効活用したいが工数は掛けたくない方
・ユーザーと接触したくない方

ユーザー利用
・臨時で駐車場を探している方
・小銭ではなくスマホで決済したい方

PARKING PAY(パーキングペイ)の特徴・メリット

オーナー側

駐車場を掲載するまでの工数が少ない

通常空きスペースをコインパーキングに変えるとなると書類手続きの他に土地調査などが入り精算機の導入やロック装置、P看板・料金説明看板、衝突防止パイプetc…などの工数が入ります。

これらの導入を無料で行ってくれるコインパーキング管理会社もありますが、大掛かりすぎて導入できなかったり、小規模で運用したい、できるだけ工数を減らしてすぐに運用したいなど要望があるだろう。

それらを解決するために導入までの工数を最小に抑えたサービスがパーキングペイである。

オーナー側の手間としてはカラーコーンを置くだけで大掛かりなロック装置は必要なし、決済についてはスマホでの決済なので精算機の設置も必要が無く小規模スペースから導入することが可能。

空き状況をリアルタイムで表示するので効率的運用

従来のコインパーキングでは、行って見なくては空いているかどうかがわからなかった。それではユーザーに無駄な手間を掛けてしまう。

また常に埋まっているのかそれともたまたま埋まっているのかユーザーにはわからない。たまたま埋まっていただけなのに常に埋まっていると意識させてしまうとユーザーの獲得が難しくなってしまう。

そのためリアルタイムで空き情報を公開することで効率よくユーザーとのコミュニケーションが行える。

ユーザー側

オンラインで駐車場を探し、空き状況も確認できる

駐車場を探している時、案外見つからないという経験があるかと思うが、スマートパーキングでは現在の位置から近場の駐車場を探すことができる。

またその駐車場が現在空いているのかどうかもスマホ上で確認することができ余計に駐車場を探す必要がない。さらにオーナーが小規模から駐車場を掲載することが可能なのでコインパーキングがなさそうな場所でも登録している場合があり利用できる可能性がある。

スマホ決済なので小銭が必要いらない

コインパーキングでたまに起こしてしまう問題が小銭を持ち合わせておらず、さらにお札も大きいものしかない、そして周囲に自販機などの崩せそうな場所もない。

車で両替に行こうも車はロックされているという最悪な状態。スマートパーキングではスマホで決済を行うのでこのような小銭がないなどの問題は発生しない。

PARKING PAY(パーキングペイ)の費用・料金体系

オーナー側の費用は収益全体の50%

revenue
オーナーが得られる収益やサポートの比較

参照元:https://parkingpay.jp/owner/cost/

PARKING PAY(パーキングペイ)の利用の流れ

  • Step 01
    WEBから申し込む

    登録フォームに必要事項を入力し、事務局から管理画面URLを受け取る

  • Step 02
    駐車場登録

    管理画面から駐車場詳細について登録する。その後、事務局から駐車場の基本情報の確認が入る。料金設定や運営の提案も行われるようだ(50%のレベニューシェアでマネタイズしているので、コンサルティングを行い収益性が高まれば双方にメリットがある)

  • Step 03
    専用カラーコーンを受け取り、写真撮影を行う

    事務局からカラーコーン等の販促物を送付される。駐車に設置し、写真を撮影・登録したらオープン準備完了となる。

執筆者の所感

運営会社の株式会社シード吉川代表は、親御様が駐車場運営の仕事をしていた。
学生時代から運営の仕事を手伝ううちに、わざわざ高額な設備投資をしてコインパーキングを運営するという形に疑問を頂いた。どうにかして設備を無くすことができないか、と考えるなかで、車を検知するのではなく、人によって出入りを管理すればいいのではないかと考えたようだ。
その結果、スマートフォンを使った入庫・出庫・精算システムを思いつき、仕組みを構築したのだった。
20歳で起業し、24歳のときにサービスを立ち上げたという。
原体験とはすなわち普段の仕事や体験で、そこをより良くしようと考えることで、社会を変える面白いサービスは生まれるのだ。

運営会社情報

会社株式会社シード
代表吉川幸孝
資本金55,000,000
設立年月2002年4月
会社URLhttps://smart-parking.jp/company
とある起業家

とある起業家

株式会社MEKABUの代表 面白いサービスで起業し、世界を変えようとしている若者(若くはない)。インターネットとリアルの両方の事業運営の知見を元に、本当に困っている人の役に立つ事業を作りたい。

執筆者

トピックス

執筆者一覧