イケメソ宅泣便とは?
職場にイケメン(イケメンでメソメソ泣く男性)がやってきて、泣ける動画などを一緒に見て、あなたの涙をハンカチなどで優しくぬぐってくれるサービス。
同じ職場の人と泣き顔を見せ合う機会がないので、互いの「素」が垣間見れて新たなコミュニケーションが生まれます。
ターゲットユーザ層
職場での新しいコミュニケーションの形を取りたい人
イケメソ宅泣便の費用・料金体系
料金は7,900円、出張可能エリアは関東近郊のみ
オンライン限定で個人向けあり。5,670円(緊急事態宣言時に登場。「コロナに負けるな」にちなんで)
イケメソ宅泣便の利用の流れ
- Step 01イケメソ(イケメンの感涙療法士)がオフィスにやって来る
- Step 02「感涙動画」の上映会が行われる
- Step 03イケメソが「頬ポン」を行う
頬を伝う涙をハンカチなどで優しくポンポン拭う仕草のことを指すようだ
- Step 04イケメソが絵本の読み聞かせを行う
- Step 05コミュニケーションタイムを取る
イケメソ宅泣便の評判/クチコミ
「イケメソ宅泣便」という涙活のコンテンツはまさにそうです。イケメンがオフィスに出張してお客さんの涙を拭うサービスですが、「めちゃくちゃ怪しいけど、なるほど福利厚生を目的とした法人限定のきちんとしたサービス、でも胡散臭い・・・」という絶妙なバランスを狙っています。
運営会社たきびファクトリーの寺井代表の言葉である。
昔から少林寺拳法をやっていて、“男らしくあること”を植えつけられていたような……。でもこの活動を始めてから、涙が出るようになりました(イケメソ感涙療法士のコメント)
自分の経験と重なる部分もあり、動画で泣きました(イケメンと一緒に「感涙動画」を観た女性)
参照元:GLUE
執筆者の所感
「感涙療法士」とは涙活を推進する団体・全米感涙協会(協会名は「全米が泣いた」が由来)が認定しているの資格とのこと。全米感涙協会は涙を流すことによって心のデトックスを図る活動をしており、書籍やCD、フェスなど意外とちゃんとした活動をしてるみたい。
さてこのサービスだが最初記事で見た時は、一緒にデートしてくれるレンタル彼氏のような形で、女の子が泣きたい時にイケメンが一緒に泣いてくれるようなサービスかと勘違いした。
法人限定にしている理由は明かされていないが、恐らく個人相手だと出張ホストのように「性」を売り物にしたサービスになってしまうリスクがあるのでは、と考えられる。
ただ法人相手に、一体誰がこのサービスを申し込むのだろうか。
一社員が7,900円の費用が掛かるネタサービスを稟議に通せると思えないし、決裁者がコミュニケーションの一貫としてこのサービスを申し込んでも、男性社員の顔が立たないような気がする。
もし使える用途があるとすれば、オウンドメディアとかで「話題のイケメソ宅泣便を使ってみました!」とかの記事を書いて、SNSでバズらせることぐらいか。
それよりこのサービス名称の「イケメソ宅泣便」だが、イケメ「ソ」が「ン」なのかわかりづらく、「宅泣便」という造語があることにより、検索しようと思ってもややこしくて面倒。 まぁネタ系サービスなので、検索のしやすい名称より、いかにメディアに取り上げられやすい名称にするかの方が大切なので仕方はないが…。
その後、出張せずにWeb会議アプリでイケメン男子と「オンライン涙活」できるプランは個人向けに提供開始された。
運営会社情報
会社 | 株式会社たきびファクトリー |
---|---|
代表 | 寺井 広樹 |