Ameba 芸能人クラウドとは?
Ameba(アメーバブログ)にご登録の芸能人・有名人を中心に、お仕事を依頼・相談できるプラットフォーム。商品体験・イベント・アプリレビュー・動画などが相談できる。
ターゲットユーザ層
タレント起用を考えているが知識がないのでわからない企業や、小規模の予算でタレント起用してみたい企業。またアメブロやSNSなどでの集客が見込めるので一般消費者向けへターゲティングしたい企業など。
Ameba 芸能人クラウドの費用・料金体系
料金体系は記載されていなかったが、最近のクラウドソーシングのビジネスモデルから考えると成果報酬型ではないかと考えられる。
現時点では実際の案件を閲覧することはできないが、商品レビューやゲスト出演のような少額案件から商品プロディースなどの大型案件などがあると思われ、起用するタレントによって相当金額が変わるはず。
利用する企業はスタートアップや中小企業が活用すると考えられ、芸能事務所側は人気のないタレントを活用したいと考えているはずなので、1案件の価格帯は平均30万程度と仮定し成果報酬費用が20%だとすると、1案件の契約で6万円が利益になる計算で運営してるのではないかと勝手に予測。
執筆者の所感
2015年2月16日にリリースしたサービス。
スタートアップや中小企業がタレント起用したいと思うケースは十分に考えられ、これがネット上で簡単に依頼できるということで、非常に面白いと感じた。
特に一般消費者向けのサービスにおいてはSNSでの共有数が非常に重要視されており、Googleの検索エンジンの指標の一つとなっているほどだ。
主に想定される仕事の依頼はアプリのレビューや美容器具の宣伝といった案件がメインになりそうな気がするが、2012年頃から騒がれているステマ問題をどう解決するのか気になるところ。
アメブロでは宣伝記事に「PRマーク」の導入を義務付けてはいるが、企業側としてはタレントに宣伝してもらう時に「口コミ」という見せ方でやって欲しいというケースが考えられる。
売れないタレントなら問題はなさそうだが、知名度のあるタレントだと、2chあたりで「ステマ!ステマ!」と騒がれるので、企業としても十分に注意したいところ。
※追記
調査したところPRマークは全案件に確実に入り、タレントが仕事で宣伝しているのか、それとも本当に良いと思って宣伝しているのかは区別するとのこと。
ちなみにサイバーでは芸能人を巻き込んだサービスを以前にも提供しており、 辻希美やあいのりの桃など、人気ブロガーが商品をプロデュースし販売する「Ameba有名人ショップ」という、サービスがある。
知名度をフルに活用して、単に名義を貸しているだけのようにも思えるが、AKBでも同じようにファン層をターゲティングとしたサービスは、一定の需要が見込めるとても美味しいビジネスモデル。
今後芸能事務所と企業の双方がある程度増えた段階で、タレントのプロフィールを一覧で表示し、企業が直接タレントを指定して仕事をお願いするような形になるのではないかと予測。(タレント名鑑から直接仕事を依頼できるような形)
最近のクラウドソーシングの流行りの影響を受け、 今後どれほどサービスが拡大していくのか、非常に気になるところ。
運営会社情報
会社 | 株式会社サイバーエージェント |
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代表 | 藤田 晋 |
資本金 | 7,203百万円 |
設立年月 | 1998年3月 |