TECROWD(テクラウド)とは?
「TECROWD(テクラウド)」は、TECRA株式会社が運営する不動産クラウドファンディングサービス。
不動産特定共同事業法に基づき、1口10万円から不動産に投資できる。
会員登録から出資、配当の受け取りまで、手続きはすべてオンラインで完結する。
サービス開始は2021年4月。当初はモンゴルなど中央アジアの海外不動産が中心だった。
現在は国内の「ウェルネス」と「デジタルインフラ」の2分野を主軸としている。
投資対象は障がい者グループホームやデータセンターなどだ。
一般的なマンション・アパートとは異なる、成長分野の不動産に絞っている点が特徴である。
高利回りと聞くと、リスクの高さが気になる人も多いのではないだろうか。
TECROWDは全ファンドで「優先劣後出資方式」を採用している。
損失が出た場合、事業者側の劣後出資分から先に負担する仕組みだ。
劣後出資の割合はファンドごとに異なり、平均で約5〜10%とされる。
これを超える損失が出れば、投資家の元本も毀損する。元本保証はない点は押さえておきたい。
実績面では、累計調達額が755.5億円、累計償還額が372.3億円に達する。
償還済みファンドの平均実績利回りは年10.82%である。
直近の103号・104号ファンドでは、想定年利回り15.5〜16.5%の案件も募集された。
数万円から投資できるサービスも多い中、10万円からという設定はやや高めだ。
その分、一定の資金をまとめて運用したい投資家に向けた設計といえる。
ターゲットユーザ層
・余剰資金を中長期で運用したい個人投資家
・利回りを重視しつつ、劣後出資などのリスク対策も確認したい人
TECROWD(テクラウド)の特徴・メリット
ウェルネスとデジタルインフラに特化
主要ラインナップは2分野で構成されている。
ウェルネスは障がい者グループホームなどの福祉施設、デジタルインフラはデータセンターが中心だ。
2025年にはペットホテルを対象としたファンドも組成された。
これらの不動産は専門的な運営ノウハウが必要で、対応できる事業者が限られる。
需要に対して供給が追いついていない分野でもある。
TECROWDは信頼できるパートナーと連携し、土地の仕入れから建設、運営、売却までを一貫して手がける。
こうしてコストを抑えることが、高い収益性につながっている。
不動産クラウドファンディングの基本的な仕組みと、TECROWDの違いを図にまとめた。

元本・空室・為替への3つのリスク対策
ただし、想定を大きく超える為替変動が起きた場合は影響を受ける可能性がある。
先行抽選と会員クラス制度
落選しても、一般募集枠に申し込むことは可能だ。
TECROWD(テクラウド)の費用・料金体系
費用は会員登録・口座開設ともに無料で、投資は1口10万円から行うことができる。
注意したいのは振込手数料だ。出資金の振り込み時、配当金の受け取り時ともに投資家の負担となる。
配当金は税法上の雑所得にあたり、20.42%が源泉徴収される。
1回の申し込みで選べる上限は5,000万円である。
申し込み・入金後のキャンセル(解約)はできないため、余裕資金での出資が前提となる。
TECROWD(テクラウド)の利用の流れ
- Step 01会員登録
メールアドレスと任意のパスワードを登録する。届いた認証メールからマイページにログインする。
- Step 02会員情報の登録・本人確認
氏名や住所などを入力し、本人確認を行う。スマートフォンでのオンライン本人確認なら、最短即日で審査が完了する。郵送ハガキによる確認も選べる。
- Step 03ファンドへの申し込み
ファンド詳細ページで出資口数を入力する。契約成立前書面などを確認したうえで申し込む。
- Step 04入金・ファンド成立
期日までに指定口座へ出資金を振り込む。優先出資額の95%以上の入金が確認されると、ファンドが成立する。
- Step 05運用・配当金の受け取り
運用状況や今後の配当予定は、マイページの「投資収益レポート」で確認できる。配当金は登録口座に振り込まれる。
TECROWD(テクラウド)の導入事例
TECROWD(テクラウド)の評判/クチコミ
配当が入金されていました。リスク高めな案件を手掛けているような気がするものの、事務局が比較的しっかりしている点は安心ですね。
昨年秋に投資したテクラウドの案件、分配金を従えて無事に償還されました!
資金が数年拘束されるのが心理的にきつい。短期案件がもっと欲しい。
実態の見えにくい海外ファンドに関しては、さらなる進捗レポートがほしい。
参照元:【保存版|2026年4月】投資家の皆さまの声(TECROWD)
執筆者の所感
運営会社情報
| 会社 | TECRA株式会社 |
|---|---|
| 代表 | 新野博信 |
| 資本金 | 1億5,660万円 |
| 設立年月 | 2001年11月 |
| 会社URL | https://www.tecra.jp/ |



















