タビナカとは?
タビナカは、日本語ガイド付きの海外現地オプショナルツアーやアクティビティが予約できるサービス。ビーチアクティビティやナイトマーケットの探索といった現地ならではの楽しみは、言葉が通じない地域だと、個人的に動くにはちょっと不安なもの。タビナカではそうしたツアーやアクティビティも各地で提供している。
現在タビナカではバリ島、セブ島、台湾、カンクン、アメリカ・ネバダ州、バンコクの6ヶ所に子会社をもち、提携先のツアーも含めて、サイトでは世界200都市、6000以上のツアーを紹介している。
ターゲットユーザ層
利用者は「海外が初めてで日本語以外での会話が不安」という人と「道路や空調のコンディションなど、快適さにお金を使いたい」という旅の熟練者の2パターンに大きく分かれる
タビナカの特徴・メリット
タビナカの最大の特徴はガイドの質が高いことである。募集しているツアーには、全て日本語でコミュニケーションがとれるガイドが同伴する。
ただ日本語が話せるだけではガイドになることができず、ツアー参加者を楽しませるコミュニケーション能力や配慮など、タビナカ独自の基準を満たした人だけがガイドとして採用されているので、楽しく過ごせる努力を欠かさず行ってくれる。急病やトラブルなど、ツアー中に困ったことが起こった場合には、ガイドがサポートをしてくれるので利用者は安心できる。
また、タビナカでは、定番の観光案内から、様々なアクティビティ、地元の人しか知らないような場所や体験など、幅広いツアーが組まれている。なかには自分の都合にあわせてツアー内容を一部アレンジするのことのできる「事前アレンジ可能なツアー」も選べる。
タビナカの費用・料金体系
利用者はホームページ上に掲載しているツアーを選び、体験希望日時や参加人数などで詳細を入力する。その後決済画面にて、クレジットカード払い又は銀行振込にてツアー代金を支払う。
執筆者の所感
このところ旅行に関するサービスの動きが目立つ。LINEがベンチャーパブリックと運営する「LINEトラベルJP」のほかバンクが手がける「TRAVELNow」や「ズボラ旅」など、スタートアップからも新サービスが登場。安さ以外に、新たな切り口でサービスが提供されるようになっている。
タビナカは2014年1月に設立。タビナカでは当初、個人の旅行者と海外在住の日本人を繋ぐ、CtoCの旅行ガイドサービスを提供していた。ところが、利用の増加により、質の担保ができなくなったことから2018年2月に現地ツアー会社の商品と個人客をつなぐBtoC、および自社開発商品を提供するDtoCのサービスへとシフトした。現地法人を抱え、DtoC型でサービスを提供するのはツアー商品の開発から提供まで一貫してサービスを行うことで、50~70%という高い粗利を確保できるからだ。
今後は利用者のニーズに合わせてツアーの内容を変えやすいようにツアーの一部がカスタマイズできるような商品開発も考えていくという。
運営会社情報
会社 | 株式会社タビナカ |
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代表 | 三木健司 |
資本金 | 3億6千万円 (資本準備金を含む) |
設立年月 | 2014年1月 |
会社URL | https://corporate.tabinaka.co.jp/ |