作成日:2018.10.13  /  最終更新日:2018.10.13

領収書を撮るだけで経費精算ができる「STREAMED(ストリームド)」

STREAMEDのお勧めポイント

RECOMEND POINT
  • 手書きの領収書でも撮るだけでデータ化できる
  • オペレーターが手動入力するので正確
  • 様々な会計ソフトに対応し、仕訳データとして取り込める

STREAMEDとは?

STREAMEDは、経費精算や経理を効率化し記帳の生産性を向上するためのクラウド経費管理サービス。

iPhoneとAndroidの双方でアプリとして提供している他、Web版でもスキャナを使うことにより可能。法人向けサービスは来年春のリリース予定。

ターゲットユーザ層

領収書をカメラアプリで撮影またはスキャンするだけで、仕訳済みのCSVデータにしてくれるので、個人事業主や会計事務所の記帳業務がラクになる。

STREAMEDの費用・料金体系

個人事業主向けのサービスでは、最近のサービスに多い「フリーミアム形式」となっている。 基本は無料で利用することができるが、毎月の領収書の枚数やデータの保存期間などに制限があり、拡張したければ有料プランにするといったような形だ。

個人事業主は月額300円と1950円の二つの有料プランがあり、会計事務所は無料プランがなく、月額2000円で利用することができる。

執筆者の所感

スキャナやスマホのアプリで領収書を読み込み、海外に構築したオペレーターチームが、手動入力を行いシステムで自動仕訳をし、目視で確認するという流れになっている。日本国外のスタッフだが、1営業日以内でデータ化された状態で返送されるとのこと。

レシートや名刺を管理するアプリでは、「OCR」という文字をデータ化する方法が一般的だが、STREAMEDでは正確性が高い手動での入力を行っている。これにより99.9%の正確さを謳っており、サイトを見ていても一番の優位性として打ち出している。

こういったクラウド上でバックオフィス業務を委託できるサービスは、ここ最近非常に増加している印象を受ける。恐らくクラウドソーシングの浸透により在宅ワーカーが増えて、経理の単純作業を人件費の安い個人に簡単に委託できるようになったからだろう。

仕訳データを会計ソフトに取り込む作業が必要になるが、今後よりシームレスに記帳を行えるように、「Freee」や「MFクラウド」などのクラウド会計ソフトとの連携を増やしていくのではと考えられる。
※現在、弥生会計が提供するデータから自動で仕訳生成ができる「弥生スマートコネクト」と提携している

運営会社情報

会社株式会社クラビス
代表菅藤達也
資本金4,100万円
設立年月2012年12月
MORII RYOJI

MORII RYOJI

士業に特化したホームページ制作会社オルトベースの代表。24歳の頃に何か面白いWebサービスを開発するため、自分自身の忘備録としてスタートアップのビジネスモデルをまとめ始めたのが「WebFolio」で今年で5年目。何かあれば気軽にFacebookから連絡してください。

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