M&Aクラウドとは?
M&Aクラウドは、買い手自身が社名と買収条件、買収実績をオープンにすることで、売り手は買収条件から自社にあった買い手をリストアップして担当者に直接問い合わせできる日本初のサービスだ。
M&Aクラウドの特徴・メリット
M&Aクラウドは、買収を考えている多くの上場企業経営者とシリアルアントレプレナーを中心に何度もヒアリングを行い、開発したプロダクトである。買い手企業の課題として、買収をしたくても、自分の人脈以外でM&A業者を使う以外に売り手とコンタクトを取れる手段がほぼない。大手M&A仲介業者からの案件は面談するだけで100万円かかったり、買い手ではかなり多くの手数料が掛かり、コストが高すぎるという課題があった。
また、売り手との間に業者がいることで相手の経営者と本音で語る場が作れないという悩みもある。売り手経営者の課題としては、すでに繋がりたい買い手のイメージがあるのに紹介だけされて手数料が数千万かかるという課題や、売り手と買い手の両方から手数料を取るような中立の立場ではなく、売り手だけの立場に立って欲しいという不満がある。
そんな問題を解決すべくM&Aクラウドには以下の3つの特長がある。
①信頼できる買い手企業のみを掲載
M&Aクラウドでは、M&Aに積極的な買い手企業を数多く掲載している。審査基準は過去に買収実績があって掲載料を払っているかで、買収できる資金がある買い手のみを掲載している。また、買収したい会社の条件や買収したくない会社の条件などが記載されており、過去にどんな会社を買ったり、投資したのかも分かる。
②売却完了まで完全無料
M&Aクラウドなら、間に仲介業者が入らないため、買い手候補探しから売却完了まで完全無料で行うことが可能。プロのアドバイザーに相談したい場合は無料相談からアドバイザリーを依頼することもできる。アドバイザリー契約後は利用料金が発生するが、資料作成だけ依頼することなどもできる。
③買い手候補の担当者と直接メッセージできる
M&Aクラウドでは、買い手候補の担当者に直接売却の打診をすることができる。なので通常半年程かかるM&Aの手続きも2~3ヶ月程度で完了する場合もある。
執筆者の所感
M&Aダイレクトはテクノロジーの力で買い手と売り手の間に仲介者を挟まないことで、これまでブラックボックスが多く非効率で高いコストのかかるM&Aを効率化し、事業承継やベンチャーの出口を増やしていくことで世の中を良くしていくだろう。
運営会社情報
会社 | 株式会社M&Aクラウド |
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代表 | 及川厚博 |
資本金 | 8,800万円 (資本準備金を含む) |
設立年月 | 2015年12月 |
会社URL | https://macloud.jp/company |