Offers (オファーズ)とは?
副業・複業を行いたいユーザー側と仕事を頼みたい企業側とを案件を基にマッチさせるプラットフォームサービス。ユーザー側は、SNSとの連携により簡易的に登録ができ従来のクラウドソーシングと異なりスキルセットを新規で書き込む必要がない。企業側は、登録ユーザー側のSNSに記載されている情報を基にセグメントかけ採用候補を絞り込み業務の効率化を測ることが可能。
ターゲットユーザ層
ユーザー側
・本業とは別に隙間時間を使って副業を検討しているエンジニア・デザイナー
・副業サービスの登録を面倒に思っている
・副業を探すのに工数を掛けたくない
企業側(発注側)
・応募の進捗管理をサービス上で行いたい
・効率よく仕事を発注したい
Offers (オファーズ)の特徴・メリット
副業を見つけるまでの工数がかからない
従来のクラウドソーシングでは、マイページの充実が必須となっており、そのサービス上にて実績がなければ大きい案件の受注ができないケースがあった。そのため小さな案件を多くこなし、実績を作ってから…という様に副業としての収入をある程度の金額にするまでに時間がかかることがある。
その課題点に対してOffersは、案件を受注するまでにユーザー側が掛けなければならない工数が少ないことが魅力と言える。例えば、登録時はSNSにて連携するのでワンタップで登録を完了でき、案件も企業側が発注の声かけをする様なシステムになっている。なのでユーザー側基本的に待ちのスタンスでいられるので本業に対しても副業の案件探しで支障が出ることはない。
企業側はオファーから採用管理までを一つのサービスで行える
オファーの送付や応募などのステータスをユーザーごとに管理画面にて管理できる。ユーザーごとにメモの記載機能があるので進捗を簡易的にわかる様になっている。また、必要な人材の要素がその時々で変わることが多々あるがそれに対応するために気になるユーザーに対してお気に入り登録ができ優秀なユーザーをストックすることができる。
参照元:https://offers.jp/client/lp
優秀なユーザーを簡単に探せる
ユーザーは、SNSの連携により登録を行っている。その情報を基にユーザーにセグメントを掛けることが可能となり採用業務の効率化を測ることができる。また、SNSの連携によりユーザーの人間関係が採用の要素となってくる。これは、求職者と社内担当者のつながりを可視化でき友達の友達などをリストしてオファーし採用確率を上げることが可能。オファーを送った後もそのユーザーとサービス上にてメッセージのやり取りが行えるのでスピード感を持って進めることができる。
参照元:https://offers.jp/client/lp
執筆者の所感
副業マッチングは間違いなく「最近流行りのWebサービス」だ。そしてOffersはこの道の大先輩かつお手本だ。
ユーザー向けと企業向け共通のサービスサイトのトップビューで、「エンジニア、PM、デザイナーの副業・転職採用サービス」と打ち出されている。クリエイター向けはかなりレッドオーシャンである印象だが、2020年のリリースからここまで続いているのはしっかりとマッチングできているからだ。登録したユーザーが早くに成功体験を得られるかどうかがポイントであり、マッチングサービスにおけるユーザーの成功とは「登録したらスカウトがすぐに来る」ということだろう。SNS連携がここに寄与しているのではないか。
Offersと同じドメインとなるプロフェッショナル人材の副業マッチングサービスは、エンジニア以外に裾野を広げることでレッドオーシャンを避け、違いを生み出しているのが最近の傾向だ。
Hipro Directはビジネス職とクリエイター職で登録画面や案件画面を分けている(大体のサービスがそうだ)。
Otanomiはビジネス職やクリエイター職といった垣根を分けずに、企業の課題そのものに対してユーザーが解決策を提案する。
Offersはクリエイター特化でドメインの第一人者となるだろうか。
運営会社情報
会社 | 株式会社overflow |
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代表 | 鈴木 裕斗・田中 慎 |
設立年月 | 2017年6月 |
会社URL | https://overflow.co.jp/ |