作成日:2019.04.07  /  最終更新日:2020.06.06

見積書・納品書・請求書を1分で作成「MISOCA(ミソカ)」

MISOCA(ミソカ)のお勧めポイント

RECOMEND POINT
  • 思い通りの請求書を、 素早くカンタンに作成。
  • メール送付・PDF発行・リンク共有・郵送もワンクリックで完了。
  • 確定申告ソフト連携や、 売掛金の回収保証付与など、 連携サービスも充実

MISOCA(ミソカ)とは?

Misocaは、シンプルな操作で請求業務がすぐに完了する、個人事業主に最適な「クラウド見積・納品・請求書サービス」だ。

ユーザーは思い通りの請求書を素早く簡単に作成できる。スマホアプリでいつでも、どこでも使えるので、外出先や移動中のスキマ時間も効率的に使うことができる。営業担当が作成する見積書も、受注業務担当が作成する納品書も、経理担当が作成する請求書も、すべてMisocaでカンタン、きれいに作成。クラウド上で帳票が一元管理されるので、部門間での情報連携もスムーズになり、社内のペーパーレス化・業務効率化を実現できる。

ターゲットユーザ層

MISOCAに登録しているユーザーは「フリーランス」と「中小企業」の2つに大別される。

MISOCA(ミソカ)の特徴・メリット

請求書が1分で作成できる

Misocaの最大の特徴はとても簡単に請求書が作れることだ。それはなぜかというと、請求書作成に必要な情報が明確で、ボタンひとつでできるからである。金額を自動計算してくれるテンプレートがあり、新しく請求書を作成するときに何を入力すればいいのか明確に示してくれる。また作成した請求書を郵送、メール、PDFダウンロード、どれでもボタンひとつでできる。

確定申告や、売掛金の回収保証付与など、連携サービスも充実

MISOCAは16年2月に会計ソフト大手の弥生が買収。それによって弥生の申告ソフト(やよいの青色申告/やよいの青色申告 オンライン/やよいの白色申告 オンライン)、freee、MFクラウド会計・確定申告への仕訳連携や、Misocaで発行した請求書に売掛金の回収保証を付与することができる「Misoca回収保証」など、連携するサービスが充実している。

MISOCA(ミソカ)の費用・料金体系

利用料金は基本的に無料だが、無料プランだと月間の請求書作成数が5通までになる。
請求書を6通以上作成したい場合、郵送で請求書を送りたい場合は年会費・月会費がかかるプランに加入する必要がある。

現在キャンペーン中につき全プラン一年無料

参照元:https://www.misoca.jp/plan.html

執筆者の所感

MISOCAは16年2月に会計ソフト大手の弥生が買収。18年1月時点の登録事業者数は20万以上、月間請求総額は300億円以上となっている。
買収後はサービス体系を基本無料から有料に、ログインも弥生IDのみに一本化している。MISOCAの今後の業績を占う上で、気になるのは登録事業者数の推移。この数字について、もう少し掘り下げたいと思う。

まず、現在の登録事業者数は20万超とのことだが、買収前の登録数は9万弱となっていたので、買収後に倍以上に増えている。これだけを見ると有料化後も順調に拡大しているといえそうだが、さらに見ておきたいのは連携かつ基盤となる親会社の弥生オンラインの数字だ。

14年11月、800億円でオリックスの傘下に入った弥生。主力の弥生シリーズはユーザー登録数160万以上、販売本数シェア66%と、長年会計ソフト業界のトップに君臨している。また、Fintechベンチャーのマネーフォワードやfreeeが目立つクラウド会計ソフトの領域でも、確実にシェアを抑えている。

一方、これは弥生に限らずだが、PCインストール型会計ソフトのクラウド移行は伸び悩みが続いており、インストール型の利用率77%に対し、クラウド型は13%にとどまっている。仮に弥生シリーズの利用者数をこの比率に当てはめると20万強となり、これは現在のMisocaの登録事業者数ともイメージが合う。そう考えると、両サービスのシステム的な連携自体は問題なさそうだが、シナジー効果やクラウド型移行へのキラーコンテンツという意味では「まだまだこれから」といえるだろう。

運営会社情報

会社株式会社Misoca
代表安河内 崇
資本金64,167,015円
設立年月2011年6月
会社URLhttps://info.misoca.jp/
OKAMOTO KOSEI

OKAMOTO KOSEI

大学時代は遊び惚けて一浪、新卒の会社を8ヶ月で退職、その後はOcean Lightを立ち上げ、代表として数々の企業案件に対応しています。得意業界は医療/介護/IT系で、スタートアップ界隈のビジネスモデルを研究しています。

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