Toriders(トリダース)とは?
支払い業務を自動化してくれるサービスで、バラバラなフォーマットの請求書をAIが解析して一瞬で振込情報を取り出してまとめてくれる。
数日かかっていた振込業務を数十分に短縮。取り込んだ支払いデータは弥生会計などの各種会計ソフトのフォーマットや、金融機関のネットバンクのフォーマット(全銀形式)での振込データ出力が可能。
Toriders(トリダース)の特徴・メリット
Toridersでは、人手を介さず自動的に請求書内容を解析する点、銀行口座を操作する権限を外部に渡す必要がないので、セキュアに支払い業務を改善することができる。
似たようなサービスは既に存在しているものの、同サービスは請求書のみに特化されており、他のドキュメントは対象としないことによりコストを大幅に低減。他社サービスは3万~10万円前後/月くらいするが、Toridersは5,000円/月~で利用することができる。
Toriders(トリダース)の費用・料金体系
プラン | 毎月の請求書枚数 | 月額費用 |
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ライトプラン | 100枚まで | 5,000円 |
スタンダード | 200枚まで | 10,000円 |
プロフェッショナル | 500枚まで | 30,000円 |
90日間は無料トライアルがあり、まずは実際に試してみてから導入の判断をすることができる。
執筆者の所感
経理の担当が疲弊する月末締めの支払い業務。
支払先と支払金額が一件一件異なるため、重複振込や振込漏れなどの人的ミスが発生してしまった経験がある会社も多いのではないでしょうか。
「Toriders」のようなOCR(光学的文字認識)を活用したサービスの多くは、請求書の各項目の位置を事前に定義する必要があるが、同サービスはAIが自動で認識してくれるので面倒な設定をする必要がない。
似たサービスとして、OCR付き請求書処理AI「sweeep(スイープ)」があるが、こちらはトライアルで30万、通常プランは初期30万+月額10万以上と、結構な費用がかかるので、それと比べると「Toriders」は良心的な価格帯と言える。
時給3000円の担当スタッフが、1枚の請求書の振込業務に10分かかると仮定すると、月間100枚の振込業務で月間16.6時間、人件費換算で約5万となり、年間の人件費で60万かかることになる。
こういったツールを活用しても多少の人件費がかかるものの、大幅なコストの見直しができるかもしれない。
運営会社情報
会社 | 株式会社mofmof |
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代表 | 原田 敦 |
資本金 | 200万円 (2018年10月1日時点) |
設立年月 | 2015年4月 |
会社URL | https://www.mof-mof.co.jp/ |