LeCHECKとは?
日本AI研究所のTOP集団である、東京大学の組織「Deep30」とパートナー提携をし、大手法律事務所出身の弁護士が監修した上で、開発された契約書レビューサービス「LeCHECK」。
もともとは2019年11月に、法務部がないような会社、または少人数の会社向けに「り~が~るチェック」という契約書AIレビューのクラウドサービスを提供しており、中小企業向けに「LeCHECK」という名称で生まれ変わった、という経緯がある。
ターゲットユーザ層
経営者、法務部など、契約締結業務に関わる人
LeCHECKの特徴・メリット
専門弁護士監修の解説機能
自動的に契約書をチェックして、問題が発生しそうな箇所を解説。各分野の専門弁護士監修による、リスク箇所についての解説文と修正文案を提示してくれる。
欠落条項チェック機能
自動的に契約書をチェックして、記載した方がリスク軽減に繋がる条項について、欠落している場合に指摘・解説。各分野の専門弁護士監修による、追加すべき条項についての解説文と追加文案を提示してくれる。
ひな型ベースのチェック機能
自分の会社で保有している、ひな型の契約書(テンプレート)のチェックが可能。社内ルールや過去のトラブル履歴を蓄積できる。法務担当者以外がチェックを行う場合にも活用可能。
立場別契約書作成支援機能
契約書ひな型ベストテンプレートから、自社に有利となるような契約書を作成可能。日本語の契約書以外にも英文契約書も提供。
英文契約書チェック機能
自動的に契約書をチェックして、海外取引に特有の契約書チェックを行い、リスク箇所について指摘・解説。海外取引専門弁護士監修による、解説文と英文での修正文案を提示。英文契約書の機械翻訳も同時に可能。
LeCHECKの費用・料金体系
プラン | 料金 | 機能 |
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無料トライアル | 0円 | 契約書レビュー10件(1ID毎) 契約書作成1件(1ID毎) ユーザー 3IDまで その他機能は有料版と同様 |
和文 | 20,000円 | 契約書レビュー 500件/年 契約書作成 100件/年 ユーザー 5ID 契約書AIチェック機能 契約書作成支援機能 契約書保管管理機能 |
英文(和文含む) | 30,000円 | 契約書レビュー 500件/年 契約書作成 100件/年 ユーザー 5ID 契約書AIチェック機能 契約書作成支援機能 契約書保管管理機能 英文契約書対応機能 |
執筆者の所感
AIによる契約書レビューサービスは「AI-CON」「LawFlow」などが有名で、「AI-CON」は(月額980円のプランもあるが)基本的に従量課金制で詳細にレビューをしたい場合は1契約書で10,000円、「LawFlow」は月額5万円の費用がかかる。
そのため「LeCHECK」の月額2万円という料金は業界でも安いことがわかる。セキュリティ面にも力を入れており、世界トップレベルのセキュリティを誇る「Microsoft Azure」を採用し、接続元IPアドレス制限を行うことができる。
運営会社情報
会社 | 株式会社リセ |
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代表 | 藤田 美樹 |
資本金 | 3億3020万円 |
設立年月 | 2018年6月 |