ビズマとは?
「ビズマ」は事業承継・継続を実現する課題解決プラットフォームだ。
譲渡企業がビズマに企業情報、譲渡案件情報が審査で承認されると、その内容はビズマに登録している譲り受け候補企業に公開される。マッチングはAIを活用することで、ユーザーの求める条件にあった案件がレコメンドされる仕組みになっている。サービスの利用において着手金、仲介手数料は一切かからない。
ビズマの特徴・メリット
ビズマは、まるでアルバイトの求人案件のように「承継案件」がWEB上で並んでいるのが特徴的だ。経営者は「閲覧数」「お気に入り」の数で第三者からの評価が確認できるので、掲示されている案件は承継前のニーズを可視化して確認することができる。なお、譲渡希望時期には「5年以上先」「時期未定」といった項目も選択可能なので希望する時期の案件も探しやすい。
事業の引き継ぎを考えているオーナーには、希望条件との「マッチ率」が参考になる。「マッチ率」とは、ユーザー自身のビズマでの行動(お気に入りや問合
せた案件の種類など)により、マッチ度合いを表したものである。「マッチ率」はAIによって算出されるので、ユーザー数、案件数、ならびにその行動量が増えていくと、マッチング精度が向上していく。
また、条件交渉もオンラインの利点を活かして距離を意識せずにおこなえる仕組みを整えているので、利便性が高い。このように、従来なら専属の担当チームが一貫してサポートするところを、必要なプロセスだけ専門家がサポートする形にしたことで、大幅なコスト減を実現。この結果、仲介料を無料に設定できている。
ビズマの費用・料金体系
事業承継マッチング費用(着手金、仲介手数料など)は一切無料。承継案件の詳細を閲覧したり、相互に連絡をとるには、有料ユーザーとしての登録に際して、初期登録費用10,000円(税別)、 月額費用 5,000円(税別)が必要となる。
*2019年3月末までは、無料キャンペーン中
執筆者の所感
“承継市場”について、約1万社ある大企業を対象にすれば成約手数料も大きいため、M&A仲介も成り立つ。しかし約325万社ある小規模企業は利益率が小さいため、これまで仲介企業の参入も難しかった。そこでビズマではITの力でコスト減を実現することで、利益率が小さくてもビジネスが確立する仕組みを整えたのだ。
また、近年日本における事業者(社)数は減少し続けており、多数の優良な小規模企業は事業承継のタイミングを迎え、事業の引き継ぎ手を探している。他方、新しい視点、能力と志、成長への渇望を持った人々が新たな機会を求めている。しかし、日本には双方を結ぶ環境が醸成できていないのが現状だ。
ビズマは単なる”事業のバトンタッチ”ではなく、オーナーシップを持った志高き挑戦者にあらゆる可能性を提供し、志・思い・地域が同じ仲間たちと時代超えて事業をつないでいくことで、地域経済の発展に貢献するとともに、日本に多くの事業家を輩出するエコシステムを目指している。
運営会社情報
会社 | 株式会社ビジネスマーケット |
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代表 | 表 一剛 |
資本金 | 10,000,000円 |
設立年月 | 2016年11月 |
会社URL | https://bizma.jp/sitepolicy |