作成日:2020.04.13  /  最終更新日:2020.06.05

コミュニケーション型目標達成サービス「ゴーラス」

goalous

Goalous(ゴーラス)のお勧めポイント

RECOMEND POINT
  • 会社の目標を全員で共有し、一人一人のモチベーションを向上
  • 各自の頑張りをSNSでシェアできる
  • 800チーム以上が導入

Goalous(ゴーラス)とは?

ゴーラスは社員全員の目標管理ができる社内SNSサービスである。会社の目標を社員全員で共有し、目標達成への道筋を具体的に提示する。SNSの特徴を活かして、頑張りを見える化し、全員で共有。社員一人一人が楽しみながら一丸となって目標を目指すことができる。

ターゲットユーザ層

「自主的に動ける社員が少ない」「社会人になって学生時代のような一体感が感じれなくなった」「組織のイノベーションを加速させたい」という課題がある企業

Goalous(ゴーラス)の特徴・メリット

目標管理方式を独自開発

運営会社の株式会社ISAOが独自に開発したGKAという目標管理方式が採用されている。GKAは「Goal (目標)」「Key Result(主な成果)」「Action(アクション)」それぞれの頭文字をとった言葉で、シリコンバレーの企業が取り入れている「OKR」を進化させた目標管理方式である。以下、GKAの特徴を解説。

ORAとはGoogleが採用していることで有名な目標管理方式で、「Objectives and Key Results」の略である。日本語訳で「組織や従業員の目標をつなぎ、達成された結果に基づき進捗を測定するベストな実践」。企業が設定した一つの目標を分解して社員一人が出さなければいけない結果を明確に示す。社員各々が会社から求められているパフォーマンスを明示しているのが特徴。

ゴールを抽象的な概念にする

ゴールを明確に示し、そこから逆算して個人が目指す目標を決めていくOKRは、論理の整合性を気にしなければならず窮屈である点がデメリット。また目標設定を誤ると下流の目標まで無意味になってしまう。

一方、GKAではゴールを明確に設定せずに抽象的な概念にするのが特徴だ。社員が自由に解釈できるように目標に幅を持たせている。

自分でゴールを決めることができる

ゴールから逆算して、自分達の行動を決めていく点はOKRと同じだが、ゴールを自分達で解釈できるので目指すゴールを自ら決めることができる。上から押し付けられた目標はモチベーションを維持しにくいが、自ら決める環境を用意することでこの問題は解決される。

最重要な成果を決める

GKAのKは「Key Result(主な成果)」を指しており、目標達成を目指す上で重要な点である。GKAでは、主な成果は一つに絞るべきだと主張する。成果を複数挙げなければいけない場合よりも最重要な成果を一つ挙げることを目指す方がシンプルで分かりやすい。「選択し集中する」という観念を大事にしている。

日報替わりに画像を共有

日報は日々同じ形式で共有されることが多く、数字が変動するだけで目新しさがない。ゴーラスでは日々の日報共有に写真を利用。写真は何をやったのかイメージで理解することができ、文字よりも楽しさがある。SNSのように「いいね」や「コメント」を付けれるので1日の頑張りをチームメンバーから評価してもらえる。

Goalous(ゴーラス)の費用・料金体系

15日間のフリートライアル終了後、有料プランに切り替える。月間プランと年間プランのどちらかを選択。年間プランの方が1ユーザーあたりの月額料金が安くなる。翻訳機能と評価機能をオプションでつけることが可能。※費用は全て税別

1ユーザーあたりの月額料金
月間プラン1,225円
年間プラン980円
翻訳機能オプション300円
評価機能オプション500円

Goalous(ゴーラス)の導入事例

業界・業種、社員規模を問わず様々な企業で導入実績がある。

Goalous(ゴーラス)の評判/クチコミ

事業拡大に向けて社員数を一気に増やしました。人数が増えたことにより社員同士のコミュニケーションが少ないことが課題でしたが、Golousを導入したことにより活発なコミュニケーションをとれるようになりました。プロフィールページには氏名や所属部署だけでなく趣味や得意なことも記載するので、そこから会話が生まれているようです。

最初は飲み会の告知や各サークル活動のお知らせなどにGoalousを使っていました。今では社員が自発的に企画したセミナーの告知にも使われています。メールを使って告知すると少し重たく感じてしまいますが、いつも使っているGoalousなら書き込むことのハードルが低いですし、社員も告知を見逃すことがありません。

執筆者の所感

年齢や性別、国籍、雇用形態など多様性ある職場でイノベーションが活発に起こると言われ随分とたつが、組織の多様性を目指す上でまだまだ様々な問題が残されている。

その一つが社員同士のコミュニケーションだ。これはダイバーシティな職場だけの問題でなく、社員数の多い企業でも共通する課題である。部署間での交流を促している企業もあるようだが、普段業務を行っていく中でどうしてもコミュニケーションが必要になるのは同じ部署、ひいては同じチームのメンバーに限られてくる。

Goalousは目標管理ツールと社内SNSが一体化しているので社員同士のコミュニケーションを促進させたい企業のニーズにマッチする。

SNSで社員同士が繋がる場を設けることで多くの恩恵をもたらす。例えば、離職率の低下。上司や同僚と打ち解けることで悩みを素直に相談できる。他にも社員が会社に対して改善策を提言しやすくなり、それをきっかけに様々なイノベーションが生まれるかもしれない。

組織におけるコミュニケーションの重要性を考えると多少のコストをかけてでもGoalousのようなコミュニケーションを促進するツールは導入すべきだろう。

運営会社情報

会社株式会社ISAO
代表中村 圭志
資本金100,000,000円
設立年月2010年2月
会社URLhttps://www.isao.co.jp/
OKAMOTO KOSEI

OKAMOTO KOSEI

大学時代は遊び惚けて一浪、新卒の会社を8ヶ月で退職、その後はOcean Lightを立ち上げ、代表として数々の企業案件に対応しています。得意業界は医療/介護/IT系で、スタートアップ界隈のビジネスモデルを研究しています。

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