CAMPFIREとは?
CAMPFIREでは、音楽、本・漫画、アート、映画、プロダクト等のクリエイティブなプロジェクトにおいて、「プロジェクトを実行する」ために必要な資金を、インターネットを通して500円という少額から募ることができる。
リターン(見返り)は寄付や融資・投資とは異なるため、資金に対して金利や株式ではなくモノ・サービス・体験といった、プロジェクトでしか手に入れることの出来ないリターンを得る(返す)ことができる。
ターゲットユーザ層
自分で何かを作って形にしたい人、プロモーションしたいが個人なのでお金がない人など。他のクラウドファンディングと比べるとクリエイティブ系のプロジェクトが多い。
CAMPFIREの費用・料金体系
募集期間内に目標金額の100%を超えた場合のみ、支援総額の20%を手数料としている。 目標金額を1円でも越えなかった場合(不成立)は全額返金される。
プロジェクト達成率が70~80%と公式で謳っており、海外の平均が40%と言われているので、非常に高い達成率を上げている。特別顧問にホリエモンを招いているようだが、今後どのような施策を打っていくのか気になるところ。
執筆者の所感
READYFORは社会的なプロジェクトが多い印象だったが、CAMPFIREでは「ホームレスだって結婚式がしたい!」「アイドルのCDデビューを応援」のようなエンタメ、ガジェット系が多く、SNSでバズりやすそうなプロジェクトが多い。
そのため「何か一緒に面白いことを盛り上げよう!」ってな感じのユーザ(支援者)が多く、国際問題や社会問題を解決するプロジェクトが多いREADYFORと上手く住み分けができている。
ただ支援総額や支援累計者数、成功プロジェクト数を見ていると、若干だが負けているようだ。
Grouponのような共同購入サイトや、ペニーオークション(毎回の入札毎に手数料が必要になるオークション)が流行ったときに、詐欺事件が相次いだように、しっかりとした体制でリスクヘッジをしながら運営することが求められそう。特にクラウドファンディングはお互いの信頼で成り立つサービスなので。
運営会社情報
会社 | 株式会社ハイパーインターネッツ |
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代表 | 家入 一真 |
資本金 | 8,000万円 |
設立年月 | 2011年11月 |