Blabo! とは?
Blabo!(ブラボ!)は一人ひとりのアイデアで、 商品やサービスをつくれるコミュニティサービス。
ターゲットユーザ層
・アイデアを出す側
自由な発想で「あったらいいな」を伝えることができる。
・アイデアを募集する側
アンケートでは統計値は取れても生の声が聞き取れないし、ユーザーインタビューをしても一部の人からしか声を聞けないが、このサービスはオープンにクラウド上でアイデアを出してくれる。
Blabo! の費用・料金体系
アイデアを募集したい企業側へ「アイデアの実現プロデュース」と「アイデアを実現化するシステム」まで一気通貫行うことによりマネタイズを図っている。料金・費用は掲載されていなかった。
執筆者の所感
ここ最近は何でもかんでもクラウドで完結できるサービスが増えているが、アイデアをクラウドで募集するサービスがあったことに驚き。
このサービスを説明するために、募集中のアイデアを引用すると、三井不動産が「こんなサービスあったらいいな!マンションに導入してほしいウェブサービスって?」というアイデアを募集をし「共有本棚とかあったら面白いのでは!?」「余ってるものをシェアできる共有サービスとかどう?」など一般ユーザが回答する。(回答ユーザは現在で13,000人)
企業側のアイデアに対してユーザは「こんなんがあったら面白いんじゃね」と軽く緩い感じでアイデアを出しているのが特徴。
これがビジネスの硬いイメージのサイトだと、なかなかアイデアを出しづらいが、SNS連携で登録することができたりUIがシンプルで、コミュニティサイトのようなデザインになっている。
また、このサービスはビジネス向け以外にもNPOや行政とコラボした企画が多数ある。色々見ていると、鳥取県とコラボしている企画があり、鳥取県内企業の商品開発、ネーミング、プロモーションアイデアを募集しており、採用されると鳥取県の特産品がプレゼントされる仕組み。詳しくはこちら
こういった地域活性化に問題意識を持っている自治体が、解決するために住民にアイデアをブレストしてもらい、実現されるようになれば非常に面白いことになるのではと思う。
2013年2月26日に大幅なリニューアルをしており、その際のインタビューを以下引用。
昨今、ロゴ、デザインなどの制作物を一斉発注するコンペを中心とするクラウドソーシングサービスが日本でも活況です。しかし、アイデアを生み出すためには、コンペ(競争)型よりも、対話を通じてアイデアを膨らませるコ・クリエーション(共創)型が適しています。
そのため、金銭的なインセンティブだけではなく、優れたアイデアが評価される独自の「Blabo!」ボタンを設計しました。まるで顔を合わせて会話をしているかのような独自のコミュニケーションインターフェースを開発しました。
Blabo!は、職歴でも学歴でもなく「アイデア歴」で評価されるプラットフォームを目指します。2013年4月からはユーザーのアイデア歴と、ユーザー同士が評価し合うシステム「Blabo!」ボタンによって、ユーザからの評価が高いアイデアマンを可視化していく予定です。
そのアイデアマンが、企業の商品開発などのクローズドな企画会議に招待されたり、個別のアイデア依頼がくるご指名機能などを追加する予定です。Blabo!は将来的に、アイデアマンが活躍できるクラウドソーシングプラットフォームとして展開していく予定です。
http://thebridge.jp/2013/02/blabo-renewal
運営会社情報
会社 | 株式会社Blabo |
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代表 | 坂田 直樹 |
設立年月 | 2011年9月 |