作成日:2018.10.13  /  最終更新日:2018.11.25

ゲームで野菜を育てて、実際に野菜が自宅に届く!「畑っぴ」

畑っぴのお勧めポイント

RECOMEND POINT
  • アプリで野菜栽培を楽しめる
  • 実際に栽培した野菜が自宅に届く
  • 水や肥料を与えるという画一的な操作だけではない

畑っぴとは?

ゲームで作物の作り方を学び、育てた作物が実際に自宅に届く食育アプリだ。 提携農家さんの協力のもと、楽しみながら農業への興味を深めることができる。


ターゲットユーザ層

家庭菜園をしたいが、なかなか始められない人、育成ゲームが好きな人。

畑っぴの費用・料金体系

無料の会員登録を行うとポイント200っぴ(200円分)が付与される。その他は、アイテム毎にポイントがことなり1アイテム毎に課金されていく。

どういったユーザーが使うのか?

2015年8月にテレビ朝日の「SmaSTATION!!」で紹介され、 ユーザーが増加し、現在は5万人が利用している。 ニーズとしては「安心で安全な野菜を安価に手に入れたい」や 「ゲームを通してリアルな商品がほしい」など様々なものが想定される。 そういった人たちがwebの利便性を通じて、O2Oで気軽に作物を育成することができる。

マネタイズは?

気になるマネタイズは公式サイトをみていても、アプリでは無料を全面に押し出している。
しかし育成を促す特別な肥料などのアイテムを購入する場合に課金が発生する。 栽培中の害虫駆除や病気対策するにもアイテム購入が必要で 完全無料で野菜を貰うのは少々難しいとのレビューが多い。

今後は?

実は「畑っぴ~里山くらし~」を運営している(株)エルディは 「恋するイケメン農園 トミーファーム」という少し毛色が異なる作物育成アプリもリリースしている。

個人的見解だが、作物を育成するアプリは今後も競合が現れると予想する。 というのも、政府が2009年に農地法を改正し、所有者の合意があれば 一般企業も農地を借りられるようになった。

郊外の空き土地活用のために、企業が安く買い上げて 2012年頃から貸し農園がブームになりつつある。 その更なる発展のためにこういったアプリやwebを通じた サービスが生まれるのではと密かに考えている。

執筆者の所感

作物を栽培することで付与されるポイントを実際の作物と交換可能だ。 そのポイントはユーザーのお世話の仕方により変動する。

また具体的に育てられる作物は40種類超もある。 作物は3つのカテゴリーに分かれ、 初級作物は4~7日で収穫、 中級作物は7~30日で収穫、 そして上級作物は30~60日で収穫が可能だ。

運営会社情報

会社株式会社エルディ
代表宮崎 尚登
資本金7,209万円
設立年月2008年9月
MAENAKA JUN

MAENAKA JUN

webの楽しさに気づき、総合広告代理店から大手のWEB広告代理店へ。WebFolioではアドテク分野を主に担当し、日々アップデートされる仕様や技術を解説している。

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