OwnersBookとは?
オーナーズブックは不動産案件のみを扱うソーシャルレンディングサービスだ。実績利回りは4.5%~16.4%で、他の投資商品と比べて高い水準になる。
1口1万円からの少額投資が可能で、ハードルが低く初心者も参入しやすい。
また、全案件に不動産担保がついており、万が一借り手に債務不履行(返済などの約束を果たせないこと)が発生しても、 担保となっている不動産を売却することで、債権の回収を図ることが可能だ。2018年11月13日時点の累積投資実行金額は77憶円以上で元本割れ案件は0件である。
OwnersBookの特徴・メリット
1.不動産案件に特化した事業者
オーナーズブックを運営しているロードスターキャピタル株式会社は、ソーシャルレンディング事業の他にも、自社でアセットマネジメント(投資用不動産を投資家に代行して管理・運用する)事業を行っている。また宅地建物取引業、総合不動産投資顧問を会社として登録しており、さらにロードスターキャピタルの社内に不動産鑑定士、宅地建物取引士が多数在籍している。
このことから、他のソーシャルレンディング事業所よりも不動産の取り扱いに長けていることが最大の特徴といえる。募集される案件数は月に10〜15件程で少なくはあるが、不動産投資・不動産運営・アセットマネジメント等に関する豊富な知識・経験等を活かし、提供される投資案件は全て厳選されているので安全性が高い。
また、ロードスターキャピタル株式会社は東証マザーズに上場しており、2012年の創業以来、継続して増収を果たしてる。好調な業績から事業者として信頼ができる点も人気の要因だろう。
2.投資家同士で交流ができる
オーナーズブックには登録しなければ、参加できないSNS機能がある。この機能はマイページから、他の投資家にメッセージを送ることができ、それぞれの投資状況等を共有することが可能だ。また、グループ内のコミュニティで情報交換をすることもできるので、投資先案件を決める際に参考にすることができる。このSNSには社長の岩野氏自らも参加をしている。
OwnersBookの費用・料金体系
借入人から融資手数料相当額として借入金の数%を請求
出資者手数料一覧
参照元:https://www.ownersbook.jp/top/fee-guide/
執筆者の所感
オーナーズブックは高い利回りと上場企業が運営しているという透明性から、信頼があり高い人気を誇る。そのために他のソーシャルレンディングサービスではまずないことだが人気がありすぎて投資ができないということがある。
もともと、他のサービスと比べ案件が少ないということもあるが、オーナーズブックでは応募開始数分で満額成立になることが度々起こる。そのため、案件が出る前に投資する準備をする人も多数いる。オーナーズブックは投資するのに一苦労するがかなり魅力的な投資先といえるだろう。
運営会社情報
会社 | ロードスターキャピタル株式会社 |
---|---|
代表 | 岩野 達志 |
資本金 | 13億3,500万円(資本準備金とあわせて26億6,000万円) |
設立年月 | 2012年3月 |