ecbo cloak(エクボクローク)とは?
荷物一時預かりサービスecbocloak(エクボクローク)は、「荷物を預けたい人」と「荷物を預かるスペースを持つお店」をつなぐシェアリングサービスだ。荷物を預けたい人はサイト上で簡単な登録手続きを行い、場所・日時・荷物の詳細を入力して事前予約をすれば、カフェや美容院などの多種多様なスペースに荷物を預けることができる。
荷物を預かるオーナー側は責任者の個人情報・店舗情報・振込先口座情報の3点を登録し、審査を経て最短即日で空きスペースを荷物預かり場所として貸し出すことができる。
エクボクロークはコインロッカーに入らないサイズの大型の荷物も預けることができ、国内外の旅行者による旅先での利用ができるほか、イベント参加の際や日常生活における買い物やその他様々なシーンで利用されている。
ターゲットユーザ層
ユーザー側
海外観光客
地方からの就活生
オーナー側
美容室
料理屋
時間によって使われていない商業施設
ecbo cloak(エクボクローク)の特徴・メリット
エクボクロークなら確実に荷物を預かってくれることがユーザー側のメリットになる。コインロッカーの場合、荷物を預けることができなければかさばる荷物を持って回るか、別のコインロッカーを探すしかなかったが、エクボクロークを利用すれば事前の予約で預け先が確保されているので心置きなく旅行を楽しむことができる。
また荷物を預かるオーナー側にもメリットがあり、副収入を得るだけではなく店舗や施設のPRにつなげることが可能だ。荷物を預ける、ということはユーザーが必然的に店舗に足を運ぶことになるので、観光客に思うようにPRができていない店舗でも自然と来店してもらうきっかけができ、新たな顧客を獲得するチャンスにつながる。エクボクロークの利用者には外国からの旅行者もいるため、海外から来た観光客の集客にもつなげられるだろう。
ecbo cloak(エクボクローク)の費用・料金体系
バッグサイズ : 300円(税込) / 日
スーツケースサイズ : 600円(税込) / 日
執筆者の所感
エクボクロークが作られた背景には「日本のコインロッカー不足」がある。確かに駅にコインロッカーは置いてあるものの既に埋まっていることが多々あり、空いていてもサイズの関係で自分の荷物が入らなかったりする。2020年のオリンピックを目前に控えて多くの観光客が見込まれる中、荷物の個数や大きさに縛られない預け場所の需要はますます高まっているといえる。
そんな中、エクボクロークは店舗の空きスペースを活用して、旅先を身軽に移動したいという人々のニーズを満たすだけでなく、多くの人々にお店を訪れてもらいたいという店舗や施設のニーズも満たすことができるので、「手荷物預かりの仕組み」だけでなく「人と店舗のつながり方」も大きく変えるシェアリングサービスといえるだろう。
運営会社情報
会社 | ecbo株式会社 |
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代表 | 工藤 慎一 |
設立年月 | 2015年6月 |
会社URL | https://ecbo.io/about/ |