conema(コネマ)とは?
コネマはフリーランスや複業者同士を繋ぐマッチングサービス。
コネマではフリーランス同士で情報交換や相談ができる。実績豊富なエンジニアやマーケター、複数の案件を獲得しているライターから有益な情報を聞くことができる。
一人では時間が掛かってしまう大型案件を獲得した際に、手伝ってくれる人を探すことも。また、マッチング後にお互いの繋がりをシェアすることで人脈を広げることが可能。
ターゲットユーザ層
以下の考えを持つフリーランスや複業者が対象
・人脈を広げて、案件獲得に繋げたい
・1人では時間が掛かる案件を誰かに手伝って欲しい
・豊富な実績や経験を持つユーザーに話を聴きたい
conema(コネマ)の特徴・メリット
フリーランスや複業者同士で情報交換
Twitterやyentaなど、昨今では様々なコミュニティ上でフリーランスや複業者同士が意見交換できるが、マッチングに特化したサービスは登場していない。コネマはありそうでなかったフリーランス・複業者同士のマッチングサービス。
フリーランスや複業をやるにあたり、人脈作りが何よりも大切だ。クラウドワークスやランサーズを利用して案件を獲得すると、運営側に多額の手数料を取られてしまうが、直接案件を獲得できればこうしたデメリットが発生しない。そのため人脈を広げて案件獲得に繋げれば、メリットが大きい。
コネマでは気になる相手とメッセージのやりとりができるので、案件獲得の秘訣や人脈の広げ方など、気になることをピンポイントで相談可能。人脈を広げるのに活用できる。
お互いの繋がりや知り合いをシェア
コネマでは自分の知人や知り合いの紹介文をプロフィール上に載せることができ、紹介料を0円~設定することが可能。マッチングして終わりではなく、お互いの知り合い、繋がりをシェアすることで更に人脈を広げることができる。
conema(コネマ)の費用・料金体系
現在は無料だが以下のような形でマネタイズを行うのではないかと予測される。
仕事の募集機能に伴う手数料モデル
ユーザー500人到達時点でリリース予定の、案件を出す機能を導入した際に、応募があった際のマッチングによる課金、またはシステム的には大変だが、クラウドソーシングのように、お金のやり取りをサービス上で行うエクスローを行い、契約金額の10%~20%を成果報酬費用とする課金が考えられる。
マッチングやメッセージの回数制限による月額課金モデル
フリーミアムモデルと呼ばれるが、今後マッチングやメッセージのやり取り回数に上限を設け、制限を超過して使う場合は有料プランといったモデルが考えられる。
執筆者の所感
CtoCのマッチング系のサービスは日経がリリースしたSOLMU(ソルム)のように、マネタイズが難しく撤退するサービスが多い。
そのためこのサービス単体でマネタイズを行わず、集まったフリーランスをリソースに、チームを形成して運営会社が元請として、企業の開発案件を獲得したり、企業に人材を紹介するようなマネタイズ方法も考えられる。
ランサーズやクラウドソーシングなどの上場したクラウドソーシング系のサービスも仕事の受発注の仲介というよりは、そこから派生した事業でマネタイズしている。ある程度のリソースが集まらなければこのモデルは難しいが、人材採用難のこの時代において、人というリソースを集めることができれば、それだけでサービスの優位性になる。コネマがユーザー登録者数をどこまで伸ばせるか注目したい。
運営会社情報
会社 | 株式会社バリュレイト |
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代表 | 高橋信次 |
資本金 | 1,000万円 |
設立年月 | 2011年5月 |
会社URL | http://valurate.co.jp/ |