トリクルとは?
サービス名の通り売りたいアイテムがあるとき、ネット上で時間を指定するだけで、スタッフが”取りに来る”サービスだ。
これまでにwebfolioでCASHやメルカリ、などの買取、売買サービスを紹介してきたが、今回のサービスは売りたい商品を買いたい業者、ユーザーに届けるというハードルを解決した出品代行サービスである。
ターゲットユーザ層
メルカリの様に出品者を探し、交渉し、郵送することを面倒に思ってしまうユーザーやCASHの様な即金型には魅力を感じるが引っ越しなどに際して大量に断捨離を行いたいユーザーが考えられる。
また、上記の2つよりも出品した後の手続きをスマートにしたいユーザー。
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トリクルの特徴・メリット
1.ユーザーの負担を軽減
これまでのフリマアプリや買取サービスでは、主に3つの視点を元に作られたと想定できる。
・いかにユーザーが商品を掲載してくれるか
・ユーザー同士のネットワークを如何に大きくできるか
・決済機能に関するトラブルを減らせるか
だが、これらが充実した次の課題が出品したユーザーの行動だ。ユーザーは売れた、査定が完了した後にそれを買いてに送る作業が発生する。現在では集荷機能を持っているサービスもあるので、ユーザーへの負荷を軽減したかもしれない。
だが、仮に売りたいアイテムが大量にある場合はどうするべきだろうか?一回一回写真をとり出品し、買ってくれるユーザーを見つける作業を行うか。または即金サービスにて査定を行い行い限度額までいったら次の日に回すという手順になる。
つまり、これまでのサービスでは大量の買取を行ってくれるwebサービスは無かったと言える。そこでこのトリクルでは日時をしてすれば、専属のスタッフが売りたいアイテムを取りに来てくれるのだ。そして集荷の時間も他サービスが行っていない時間帯の10時から24時まで対応できる。
2.これまでに無かった出品代行という概念
ユーザーがアイテムを売る際に現在では、かなりのチャンネル数が存在する。フリマアプリだけでも10個近くありその中でもっとも高い金額で売ることや全てに掲載するとなったらかなりの手間である。さらに上記でも述べた様に大量に出品する商品がある際、売るまでの手続きが面倒になる。そんな際に最適なチャンネルに大量のアイテムの出品を代行してくれるのがトリクルである。
トリクルを使うとアイテムの写真を数枚撮る必要もなくなり、買い手や査定を行う必要もなくなり、必要な手続きは日時の指定を行いスタッフにアイテムを渡すという作業のみとなる。
トリクルの費用・料金体系
手数料は売上×30%+購入者への送料
となっている。
やはり自分で出品した方がサービス提供側にかかる手数料としては安いが、引っ越しや大掃除などで大量のアイテムを断捨離する際には有効活用できる。
執筆者の所感
2018年05月11日にサービスがローンチしてからずっとこのトリクルの動向を見て来たが大変反響が合ったのか、それとも体制的にまだ安定していないのかはわからないが日時指定の欄が常に×となっている。そしてまだ取りに行くという企業側の施策の短所が地域展開を進めにくいところだ。casyやタスカジなどの様な家事代行サービスやUverEatsなどの様に商品を取りにいくスタッフもユーザーに解放してしまえばアイテムをうまく回収できエリアも少しずつ解放していけそうだ。
このサービス自体これから多方面に展開できそうなのでこれからもベンチマークして行きます。
運営会社情報
会社 | 株式会社Spice |
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代表 | 徳泉 成夏 |
設立年月 | 2014年9月 |
会社URL | https://spiceinc.co/ |