作成日:2020.04.05  /  最終更新日:2020.06.05

文章の推敲・校閲・校正支援ツール「文賢」

文賢

文賢のお勧めポイント

RECOMEND POINT
  • 独自研究を続けた100以上の視点から文章をチェック・アドバイス
  • 個人・チームの使い方に合わせてカスタマイズ可能
  • 導入企業数は1000社以上

文賢とは?

文賢はライターの文章を校正・推敲・校閲してくれる文章作成支援ツールである。

書いた文章を専用の画面に入力すれば「読みやすさ」「誤字・脱字」「わかりやすさ」などを100以上の視点からチェック。より良い文章を書くための改善案を提案してくれる。

運営会社である株式会社ウェブライダーはWebコンテンツの制作や企業のWebマーケティング支援で数多くの実績があり、豊富なSEOノウハウを持つ。「自分達が本当に欲しいツールは自分たちで作る」のポリシーのもと、文賢を開発。ライター育成のツールとしても文献は活用可能。

2017年にリリースされて以来、1,000以上の企業に導入さえれており、Web担当者、広報、人事、編集者など様々な部署で利用されている。

ターゲットユーザ層

・読みすく、わかりやすい文章を書きたいライター
・ライターの質を上げたいメディア運営企業
・顧客とメールのやりとりが多いカスタマーサポート
・自社サイトで採用ページを運用する人事

文賢の特徴・メリット

様々な視点から文章をチェック

文賢ではユーザーが作成した文章を「推敲支援」「校閲支援」「サブ機能」からチェック。専用画面に文章を入力するだけで間違いがあるか確認ができ、より良い文章を書くためのヒントが得られる

推敲支援

文賢の推敲機能

推敲支援では100を超える視点でユーザーの書いた文章をチェックし、改善点が見つかればアドバイスと例文が表示される。ツールを利用することで文章の推敲に時間がかからず、作業時間を効率化。

  • 論理展開がスムーズになる接続詞が使われているか
  • 冗長な言い回しを使っていないか
  • 同じ助詞や文末表現を連続して使っていないか
  • 一文に読点を4つ以上使っていないか

校閲支援

文賢の校閲支援

校閲支援では誤字・脱字、間違った日本語が使われていないかをチェック。重複表現や半角・全角の統一など詳細に確認可能。

  • 誤字・脱字がないか
  • 誤った敬語が使われていないか
  • カタカナや数字の全角・半角が統一されているか
  • 差別用語や不快語が使われていないか

サブ機能

文賢の音声読み上げ

文賢では「音声読み上げ」や「漢字使用率のチェック機能」など文章の質を向上させるのに使える様々な機能を用意。ユーザーは用意された機能を選んで使うことができる。

  • 文字数カウント、漢字の使用率カウント
  • スマホやタブレット表示のシミュレート、表示幅の変更
  • 黒を基調としたダークテーマに表示変更
  • アドバイスや例文を残したままにできるコメント付き印刷

3500以上用意された文章表現や言い回しを自動レコメンド

文賢の文章表現

文章表現や言い回しが3500以上用意されており、文章中の感情や行動を表す言葉をクリックすると関連した文章表現が自動でレコメンドされる。

数々のベストセラー書籍を世に送り出しているコンテンツ制作チームが実用的かつ表現豊かな文章表現を用意。ライターはレコメンド機能を活用することで、ストレスなく文章を書けるだけでなく、ワンステップ上の文章を目指せる。

カスタマイズしてチームで利用

文賢は個人の利用だけでなく、カスタマイズすることでチームで利用できる。チームで利用する場合、以下の設定が可能。

メディアやチームごとにルールをカスタマイズ

「サポート部」「広報部」「編集部」など部署によって文章を読む対象が異なる。そのためそれぞれの顧客に適した文章を作成しなければいけない。

文献では漢字表記とひらがな表記のどちらに統一するかなど、様々なルールを事業部ごとに設定することができる。

用途に合わせてチェックリストをカスタマイズ

文賢のチェック

文章全体を最終チェックするリストを各事業部ごとに設定可能。

チェックリストは推敲・校閲後に目視で文章を確認する際に使う機能である。「主語と述語の距離が遠くなっていないか」や「結論から始まる文章校正になっているか」などユーザーの自由に設定可能。

チームで利用する際「カスタマーサポート向けのチェックリスト」「メディア運営向けのチェックリスト」などチェックリストを複数登録しておけば、用途に合わせてチェックリストを切り替えることができる。

文賢の費用・料金体系

文賢は初期費用と月額費用でマネタイズしている。ライセンス数(=同時にツールを利用できるユーザー数)によって、一人あたりの月額費用が変わる。

5ライセンス未満であれば、スタンダートプランが適用され、ユーザ一人あたりの利用料金は1,980円となる。5ライセンス以上になると、まとめ買いプランが適用され、スタンダードプランの月額費用から割引される。5ライセンス以上の利用で5%OFF、15ライセンス以上で10%OFF、30ライセンス以上で15%OFFされる。

スタンダートプラン

種別費用
初期費用10,800円
月額費用1,980円

まとめ買いプラン

種別5以上15以上30以上
初期費用10,800円
月額費用1,881円1,782円1,683円

※全て税抜き価格

文賢の利用の流れ

  • Step 01
    申し込みフォームに必要情報を入力

    文賢を運用している株式会社ウェブライダーは独自の決算システム(ライダーストア)を利用しており、購入者情報や決済情報の入力が必要になる。

  • Step 02
    支払い

    クレジットカード、PayPalもしくは銀行振り込みで初期費用と月額利用料を支払う。銀行振り込みの場合は月額利用料6月分をまとめて支払い。入金確認ができ次第、支払い完了メールが届く

  • Step 03
    アカウントを開設

    文賢の利用には「ライダーストアのアカウント」と「文献ユーザー」の開設が必要。ユーザー管理画面からユーザー名と任意のメールアドレスを入力して登録ができる。登録したメールアドレスに確認メールが届くので、URLからパスワードを設定。文賢にログインできるようになる。

文賢の導入事例

JTB、KDDI、サンケイリビング新聞社などの大手企業から、零細・スタートアップ、アフィリエイターまで幅広い企業への導入実績がある。

文賢の評判/クチコミ

どんな文章を書くときも、必ず文賢を通すようになりました。今、20アカウント契約させていただいており、文章を書く機会の多いチームはみんな文賢を使っています。(メディア編集者)

炎上予防につながるアドバイスを、カスタマイズできるので社内に導入しました。ブログを書く社員や、SNS投稿などをおこなう社員だけでなく、プレスリリースを書く広報も文賢を使っています。(経営者)

文章表現機能のおかげで、自分が今まで使ったことがない言い回しに出会えるのが楽しい。以前より、表現豊かな記事が書けるようになりました。(ライター)

漢字の「ひらく・とじる」など細かなルールを一括管理できるので、記事の表記がバラバラにならなくなりました。複数チームでの業務にも使いやすいです。(メディア編集者)

「音声読み上げ」の機能が何気に便利です。自分が書いた文章を、音声で読み上げてもらうことで、不自然な文章にすぐ気付けます。 リズムが悪い文章って、人に伝わりづらい文章だと思っているので、記事公開前に音声読み上げを使うようにしています。(ブロガー)

参照元:文賢HP(文賢ユーザーの声)

執筆者の所感

メディア運営をしている企業では、SEO対策が必須である。SEO対策には様々な種類があり、その中でも近年はコンテンツマーケティングが注目されている。

コンテンツマーケティングを実施するにあたって、記事の品質を上げるためにライターのスキルアップが喫緊の問題となる。

しかし、メディア編集者がライターの文章を推敲・校閲するのは効率が悪い。ライターが投稿した記事を一つ一つ確認し、フィートバックするだけで多くの時間がとられるからだ。特に多くのライターを抱える企業ではこの部分がおざなりになる。

その点文賢は、ライターが編集者のフィードバックを待たなくてよく、文章を作成した時点で例文・改善点を確認し、自主的に学べる。クラウドツールなので複数のユーザーが同時利用できる点も強みだ。

利用ユーザーが多ければ、一人当たりの利用料金が割引されるまとめ買い割引プランも用意されているので、ライターを多く抱える企業は導入を検討してもいいだろう。

運営会社情報

会社株式会社ウェブライダー
代表松尾 茂起
資本金555万円
設立年月2010年4月
会社URLhttps://web-rider.jp/
OKAMOTO KOSEI

OKAMOTO KOSEI

大学時代は遊び惚けて一浪、新卒の会社を8ヶ月で退職、その後はOcean Lightを立ち上げ、代表として数々の企業案件に対応しています。得意業界は医療/介護/IT系で、スタートアップ界隈のビジネスモデルを研究しています。

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