シェアーズマーケットとは?
新規の顧客を開拓したい企業と、副業収入を得たい個人を繋げるマッチングサービス。企業側が顧客を集めたい商材を掲載し、個人がマッチする案件を選び、企業に顧客を紹介すると、個人に紹介料が貰える仕組み。
個人だけではなく法人向けにも提供しており、代理店募集サイトの側面もある。今年3月1日にリリースしたばかりのサービス。
ターゲットユーザ層
新規開拓したい企業、副業として個人で小遣い稼ぎをしたい方、商材を増やしたい企業
シェアーズマーケットの費用・料金体系
紹介する側は一切無料、掲載する企業側のみ費用がかかる。
企業側は初期費用50,000円、月額10,000円、商品掲載料1点につき月額3,000円で、別途紹介してくれた人に支払う成果報酬を設定する形。
サービスが立ち上がったばかりにも関わらず、結構強気な料金体系という印象。「Saleshub(セールスハブ)」は完全成果報酬型で、紹介元に支払う成果報酬の35%のみしかかからない。
執筆者の所感
Web上に掲載された案件から、対応したい案件を選んで、紹介の申し込みをする流れ。会員登録をしないと報酬単価がわからない仕組みだが、案件は人材紹介系や、法人企業向けのWEBツールなどが多い。
個人が企業の営業代行をして報酬を受け取れる「Saleshub(セールスハブ)」と同じで、掲載企業側が成約条件と報酬を事前に設定し、紹介した人がアポや契約に至ると、紹介元に紹介料が入る仕組み。
紹介する個人側はどのくらい稼げるのか?という点だが、BIZ&TECH TERMINALの取材では下記のような回答となっており、まだまだ曖昧だ。
このサービスで、エージェントは月にどれくらい報酬を得られるものなのだろうか。シェアーズマーケットを運営するシェアーズモール株式会社に問い合わせてみた。
「当サービスでは、さまざまな料金形態の商材を取り扱っております。そのため、一概にいくらというのはありません。しかし、料金が小さいものでは月1,000円を継続的にお支払いされる商材や、大きいものなら1回で100万円近くのお支払いがされる商材もございます」
http://rn2btt.radionikkei.jp/topics/002243.html
政府の副業・兼業促進により、大手企業からベンチャー企業まで、様々な企業が副業解禁している昨今、時代の流れに則ったサービス。企業側は個人に営業代行を外注している形式なので、電話回線・インターネット回線や、人材紹介系などの個人がターゲットになる案件が比較的多い。
親切心で紹介してくれていると思った人が、実は裏で企業と繋がって紹介フィーを受け取っている、というような問題が発生する可能性がある。
ただ営業マンの副業と考えれば、「クラウドワークス」や「ランサーズ」などのように専門知識がなくても、人脈さえあれば副業できるため、今までアプローチできていなかった層も対象となり、あらゆる層がターゲットユーザとなる。
副業解禁という流れにマッチしたサービスは、メディアに取り上げられやすいので、今後どんどん流行っていくと思われる。
運営会社情報
会社 | シェアーズモール株式会社 |
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代表 | 矢澤 征雄 |
設立年月 | 2017年11月 |