Hitch meとは?
ヒッチミーは、一般ドライバーとその車の空席に同乗を希望するパッセンジャーとをマッチングし、安くて楽しい、そして環境にも優しい相乗り移動を可能にするサービス。移動にかかったガソリン代や高速代を相乗り相手と割り勘すれば、移動費用を節約することができる。また、ドライバーはパッセンジャーから支払われる金額の一部を環境保護団体などへ寄付することができるだけでなく、自分の車のリアウィンドウに企業広告を掲載することで広告収入を得ることが可能。
ターゲットユーザ層
同じ方向に向かう相乗り相手を探すことができ、実費費用を割り勘できるので、移動費・交通費を節約したい人や、同じ趣味を持つ人同士で繋がりを持ちたい人。
Hitch meの費用・料金体系
寄付活動や環境活動に積極的で、このサービスからのマネタイズはやっていないように見受けられる。ドライバーが相乗り相手に費用を徴収するので、白タク行為に該当しそうだが、以下のように説明している。
ドライブに実際にかかった費用(高速道路料金・燃料費・駐車場代)を、車に乗せた人に負担してもらうことは、有償輸送(白タク行為)には当たりません。友人と高速代などの実費費用を割り勘して、ドライブに出かけるケースを想定してもらうといいかもしれません。
どの程度負担してもらうかは各ドライバーの任意ですが、かかった費用以外のお金(運転料など)を求めることは、道路運送法上認められていません。
http://hitchme.jp/faq/
Hitch meの利用の流れ
- Step 01相乗り相手を探す
出発日時や目的地から、空席をシェアしているドライバーを探す。
- Step 02金額を確認して申込む
乗りたいプランが見つかったら、公開チャット上で待ち合わせ場所などを相談して、相乗り申込を行う。
- Step 03空席をシェアして目的地に向かう
- Step 04評価を入力する
ドライバーとパッセンジャー双方が評価するようになっている
執筆者の所感
“同じ方向に向かう人をマッチングするwebサービス”という見方をすれば非常にシンプルだ。そんなHitch me(ヒッチミー)は、ライドシェアの先駆けであったのではないだろうか。
このビジネスは実は私も思いついたが、それより10年早くやっていたのだ。
ドライバーが同乗者から直接料金を受け取ることは法律の問題でできない(当時)のだが、それに対して同乗者が負担した金額の一部を「ドライバーが設定した寄付先団体に寄付できる」という形態での、価値=お金の流れを提供していたようだ。
もしかしたら早すぎたのかもしれない。今の世に出ていればと思う。
運営会社情報
会社 | 合同会社selfree |
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代表 | 小俣隼人 |
設立年月 | 2014年7月 |